恣翁さん
のうた一覧
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生温き風や 遠くの雷鳴と 雨の匂ひを運びたるらむ
令和六年八月二十五日
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翳る日に 塵を払へる半ズボン 地息に尻の丸く湿れり
令和六年八月二十四日
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海の底に沈みぬるごと静かなる夜雨に 聞きたる鹿の夫問ひ
令和六年八月二十二日
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更けぬるを 暑気冷めやらで 夕去りの街のごとくに 未だ賑はへり
令和六年八月二十日
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コート・ダジュール
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図書館の 広き机の片隅を 照らせる窓の白き夏の陽
令和六年八月十八日
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帰りせば ゆかしからまし 故郷の 空気の色や土地の匂ひが
令和六年八月十七日
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鳴く虫の幽き調べ 露を置く朝の風を偲はするかも
令和六年八月十五日
10
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迎へ火を焚き 誰をかも待ちつらむ 絽さへ瀟洒に着熟しし女
令和六年八月十三日
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仮寝より覚めて 披ける書の文字を 目に追ひながら聞く蝉の声
令和六年八月十一日
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淀みたる 部屋の空気を震はせて 煎り付くやうに鳴く油蝉
令和六年八月十日
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玄関の銀木犀よ 立つ秋に 花と香りを覚ましてもがも
令和六年八月八日
8
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熊笹の生ひ重なれば 山道を通るに 音を立てでおくまじ
令和六年八月六日
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暗闇に 繋がりながら 木霊こそ 心細げに消えてゆくなれ
令和六年八月四日
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痛烈な空の青さを 顔に浴び 目を瞑りつつ水に浮きたり
令和六年八月三日
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森閑とした 炎熱の日向路 眼鏡の枠も灼け熔けぬらし
令和六年八月一日
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連日の炎暑に夏バテ気味です。
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残り火の吐ける煙は どす黒く濁れる液の 地を這ふに似て
令和六年七月三十日
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かかりたる乱れし髪を うるさしと 払ふ朱塗りの団扇の柄かな
令和六年七月二十八日
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正したる浴衣の襟に 黒髪の 洗へるままに流れたりけり
令和六年七月二十七日
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柄の先の紐を 華奢なる指に巻き 雨帯ぶ風を団扇に送る
令和六年七月二十五日
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某歌人さんに返歌として送った歌...
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ぎらぎらと 大暑の陽しは照り返し 往く人絶ゆる道涸れぬらし
令和六年七月二十三日
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