恣翁さん
のうた一覧
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冬の空に 沈みゆく陽は紅けれど 暗き巴里をぞ 凍えさせなむ
平成二十九年一月六日
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冬の巴里の写真から(其の一)
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的を射て 古語に籠もれる感情の 陰影だにも 読み取るるかは
平成二十九年一月五日
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初春に 愁ひを払ふ玉帚 初子の宴の 一盃の酒
平成二十九年一月一日
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初春の初子に 蚕屋を掃き初めて 命を延ばす玉帚かな
平成二十九年一月一日
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初春の初子の 今日の玉帚 手...
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コーヒーを 上手く淹れむと アルコールランプの焔に 気遣ひてけり
平成二十八年十二月三十一日
19
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晦日に 術なき父を 忍び笑ふ母子知らめやも 呻吟へる内を
平成二十八年十二月三十一日
19
年々 此の夕 吟呻に費やす 児...
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窓の外に 狭き横丁を 闊歩する足音 高く聞こえたりけり
平成二十八年十二月三十日
16
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厳しき骨の凧こそ 能あるに酔へ 風止まば 泥に落ちなむ
平成二十八年十二月三十日
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紙鳶の風骨 稜嶒に仮る 青雲を...
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石階を 静かに濡らし 駅に降る 仲冬の雨 細く冷たし
平成二十八年十二月二十九日
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一昨日の雨を詠みました。
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座る背に寄り添ひ 頬を押し当てて 羽交い絞めにし 甘えたる女
平成二十八年十二月二十六日
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堀割りの 寒らに流るる水眺め 頬垂るる柳の 青き香嗅ぎぬ
平成二十八年十二月二十五日
19
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会葬に集いし友の 皆老いて 思ひ思ひの帰途に散りゆく
平成二十八年十二月二十五日
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軽やかに 泡となりて ピチピチと罅ぜたる 詩家の魂こそ旨けれ
平成二十八年十二月二十四日
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庭梅の咲き揃はざる 寒き枝に 心を残し 疲驢の背に乗る
平成二十八年十二月二十四日
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(札幌の大雪の報道に) 白頭 ...
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仏壇に 親しまぬ吾娘の 線香を上げたる午後し 風も死にたり
平成二十八年十二月二十三日
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朝まだき 大橋挟む寺町は 覚むばかりにや 灯り残れば
平成二十八年十二月二十三日
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海の方ゆ 潮満ち来て 繋ぎたる舟の挙りて 川上に向く
平成二十八年十二月十七日
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粛然と 首を垂れて 不条理な定めを容るる人の 気高し
平成二十八年十二月十六日
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明けぬ間に 氷雨の上がり 眠るがに静かな屋根ゆ 霧 白く立つ
平成二十八年十二月十五日
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昨日の朝の様子を詠みました。
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梅描きし硯洗へば 庭に咲く花弁 淡く 墨滲むらむ
平成二十八年十二月十三日
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我が家 硯を洗ふ 池頭の樹 朶...
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