恣翁さん
のうた一覧
(カテゴリー:全カテゴリー 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
空高く昇れる月は 青白き烟に 森を包みたりけり
平成二十九年十一月二十五日
25
もっと見る
切れ切れな 透かし模様の 荒びし絽に 羽衣片しの火取蛾寝なむ
平成二十九年十一月二十四日
23
片翅の火取蛾を見付け給ひし後京...
もっと見る
咽を刺す夜気に 鋭く光りたる 二日ばかりの 幽かなる月
平成二十九年十一月二十一日
22
もっと見る
「見せばや」の名 惜しむ玉の緒 袖にして 寝れば濡れつる色は土器
平成二十九年十一月二十日
15
殷富門院大輔、「“見せばや”の...
もっと見る
緑青ゆ古びし色の湖や 心臓をすら 凍えさせなむ
平成二十九年十一月十九日
21
もっと見る
溜まるのを耐へに耐へし後 流しけり 忍びせば 今宵尿漏らさまし
平成二十九年十一月十八日
12
式子内親王、定家との逢瀬に尿意...
もっと見る
黄昏の氷の底に 盲ひたる魚の 哀しく 流離へるかも
平成二十九年十一月十八日
18
もっと見る
難波江の葦刈り小舟の人故に 御味御汁の実 鯉ぞ足るべき
平成二十九年十一月十二日
16
難波浦に葦売りに侘びつる夫の身...
もっと見る
街燈の陰に隠りて 初冬の時雨に 覚えず 嗚咽洩らしぬ
平成二十九年十一月十二日
20
もっと見る
斑染めに 露も惑はで寝間着にと 端切れに裁ちたる 萩の花摺り
平成二十九年十一月十一日
18
寂蓮法師、後鳥羽上皇の寵姫 修...
もっと見る
精巧な仮面なれこそ 一抹の薄気味悪さ 付き纏ふらめ
平成二十九年十一月十一日
22
舞踏会の仮面をモチーフに詠みま...
もっと見る
嘆きつつ 月日経りし者忘るとも 過去世継がへる 我が阿弥陀かな
平成二十九年十一月十一日
20
西行法師、老いたれば物忘れの甚...
もっと見る
稲刈りの手を止め 腰を伸ばしたる 頬冠りの女 行人眺む
平成二十九年十一月十日
21
もっと見る
世に縋らもがとふ心も 投げ遣りな姉や 暇にさへ 連れ無かりけり
平成二十九年十一月九日
13
俊恵法師、困じ果て 世に縋らも...
もっと見る
薄荒びしブリキに似たり 其の色は 白亜の崖ゆ 海峡望むに
平成二十九年十一月七日
17
フランスに行った時に見たドーバ...
もっと見る
流らふれど 未だ此の頃も慕ばれて 主と見し夜ぞ 一に恋ひしき
平成二十九年十一月七日
20
藤原清輔朝臣、二条天皇に再縁さ...
もっと見る
何処にか帰る 扁舟 棹をさす先は江南 黄葉の中
平成二十九年十一月六日
20
野水 参差として 落漲の痕 疎...
もっと見る
一団の 忽ち分かれ 球に集ひ 水銀のごとく転び進めり
平成二十九年十一月五日
15
もっと見る
世の中よ 道し無きかも 沖りたる山の尾行くに 其が無くなりぬ
平成二十九年十一月五日
19
皇太后宮大夫俊成、その上 憂き...
もっと見る
傾ける陽に 一面の 真白なる炎と化しける 芒の花はや
平成二十九年十一月四日
17
もっと見る
[1]
<<
41
|
42
|
43
|
44
|
45
|
46
|
47
|
48
|
49
|
50
|
51
>>
[156]