恣翁さん
のうた一覧
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夕されば 一日を惜しむ蜩も 秋の闌けなば 鳴き弱りてむ
平成三十年八月二十三日
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椽に続く障子の破れに 囁ける風の音寂く 秋は来にけり
平成三十年八月二十日
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暮れ切らぬ空を映して 川下ゆ 水面の光 遡り褪す
平成三十年八月十九日
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鵺雛さんの「蜻蛉が撒き水つつき...
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半通夜の風の 肌に染みたれば 薄衣の袖 掻き合はせけり
平成三十年八月十八日
20
急に秋めいたせいか、夏の喪服の...
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新盆に 蓮の散りて 水になほ 浮きつ漂ふ花弁一片
平成三十年八月十七日
21
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黙祷を捧ぐる正午の炎天に 寂しく咲ける紫薇の花紅し
平成三十年八月十五日
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朝顔の 伸びたる蔓を 涼風の吹きて 単の襟に染みけり
平成三十年八月十四日
20
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芒生ふる庭に 夜露の降りたれば 下駄の音こそ 偸まれにけれ
平成三十年八月十二日
17
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この夏を忘れかぬれや 児ら上ぐる 未練の花火 秋蛍なめり
平成三十年八月十一日
23
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手向けたる樒に 夜雨の名残りにや やがて 墓標を濡れ尽くしなむ
平成三十年八月十日
23
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しどけなき寝間着姿の 艶めける女 見入れる鉢の朝顔
平成三十年八月九日
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朝顔は、夏でなく秋の季語という...
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線香の 微かに匂へる仏壇に 新たに祀る 白木の位牌
平成三十年八月六日
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散りて後 漣に 身を委せたる蓮の花弁 一片二片
平成三十年八月四日
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油蝉 炒らるがに鳴き 日覆ひの外まで 声ぞ迫りて来なる
平成三十年八月三日
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物寂ぶる 北向きの部屋の窓の下 断腸花にし 主偲はゆ
平成三十年八月二日
20
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燻ぶれる業火を煽り 身ぬちにし 蕩くるまでに 精を放ちつ
平成三十年七月二十九日
18
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新たしき花附くる紫薇 触れませば 身を慄はせて 復た散らましを
平成三十年七月二十七日
19
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杉の葉を滑り 洩れたる月影や 十三夜ながら 幽かるらむ
平成三十年七月二十五日
25
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嘴を振り立て 枝を飛び移る鴉 悪戯な瞳凝らせり
平成三十年七月二十二日
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明け烏は、男女の交情の夢を破り...
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玻璃窓に見ゆる 凋める叢菊に 息吐かせたく 驟雨だに来な
平成三十年七月二十一日
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