恣翁さん
のうた一覧
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茂りたる 池一面の蓮葉を 柳の糸の狭間に眺む
令和三年八月三十一日
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読み返している鴎外全集から、東...
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夜更くるを蒸せば 蚊を追ふ団扇にて風を入るるも 寝返りを打つ
令和三年八月二十九日
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藪枯らし 絡むフェンスの隙間から テニスする君を いつも見ていた
令和三年八月二十七日
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歌をお送りいただいた某歌人さん...
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石像と凝りぬる女の影落ちて 闇にし紛れ 閉ざされにけむ
令和三年八月二十五日
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呆けぬがに 机の縁に肘をつき 覚えず噛める親指の爪
令和三年八月二十三日
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幽霊とかくれんぼして おひさまを待ってる女児が 月の子供さ
令和三年八月二十一日
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トウジさん 歌を送っていただ...
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夜明け方の幽鬼のごとくうなされて 実に獣かは 「自宅療養」
令和三年八月十九日
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輪を描き 頭上を舞へるコンドルの眼に 俺達や 如何に映るらむ
令和三年八月十七日
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ベネティアの過去の岸辺に 沿ひて行る舟に 時代の活気偲はゆ
令和三年八月十四日
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アイコンのベニスの写真をヒント...
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幾つもの色を 貴方と重ねしを モノクロームの思ひ出生りぬ
令和三年八月十一日
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ポケットの 二つの賽を 右指に絶えず弄くる ぢいさんの癖
令和三年八月十日
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海へ続く 爪先下がりの路を過る 江ノ電 夏の日射しに眩し
令和三年八月七日
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昂れる息づかひ 襟にかかれこそ 覚えず竦み 身を捩りけれ
令和三年八月六日
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西日射し 午睡ゆ醒めし籐椅子に 籠の虫の音 夕涼を告ぐ
令和三年八月三日
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独り風床に臥して 睡味長し 醒...
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日曜の 山手のカフェはひっそりと 押し黙る二人 卓に向き合ふ
令和三年七月三十一日
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食事後に 二杯呑みつる葡萄酒が ふてぶてしかる倦怠を呼ぶ
令和三年七月二十六日
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並べたるダイヤのやうに 日に焼けし鼻頭に 汗の噴き出でたりき
令和三年七月二十三日
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自転車の風切り音と蝉の声 午後の空気を はつか震はす
令和三年七月二十日
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苦き茶の 幽かな甘味を味はひぬ 淹れし嫗の微笑とともに
令和三年七月十七日
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驚きて 鳩の飛び立ち 産土の杜の暗さを 刹那深めき
令和三年七月十四日
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