恣翁さん
のうた一覧
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房裂けば酸き香ひろがり 口腔に果汁蔌々 先づ歯に流る
令和三年十一月十八日
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一双羅帕未分珍 林下先嘗愧遂臣...
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カラタチの垣に掛かれる蜘蛛の網を 紅く染めたる車の尾灯
令和三年十一月十六日
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北国の短き日をし 霧包み 厨に灯り さてや点さむ
令和三年十一月十四日
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飛ぶ雲の慌ただしきに 一陣の風狂ほしく落ち葉を巻けり
令和三年十一月十一日
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条幅を飾りたる間に 花魁の吹かす煙管の雲居いざよふ
令和三年十一月九日
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悲しびを帯びて陽の落ち 大地こそ 物思ひにし沈みたりけれ
令和三年十一月七日
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シベリアの落日
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窓外を後ろへ過ぎる街はまだ 眠りの足らぬ寝惚け面かも
令和三年十一月四日
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嘲りの微笑を湛ふ こめかみの下がりし目尻とほうれい線に
令和三年十一月二日
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蒼褪めて立ち尽くしたり 雨に濡れ 機械油に汚れたる顔
令和三年十月三十一日
13
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夕暮れの空気を裂きて 打つ飛礫 暗く濁れる川面に消えぬ
令和三年十月二十八日
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テーブルにこぼれたる火酒 くちなはに似て 我が前へ這ひ寄らむとす
令和三年十月二十六日
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秋の日の底に潜むも 逸り立つ冬の分子か 膚粟立つに
令和三年十月二十四日
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続きたる 木精のごとき銃声が 林の中を鳴り渡りけり
令和三年十月二十三日
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銃身の 黒ずむ鈍き光こそ 生命の最後の詩を奏せめ
令和三年十月二十一日
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何故に掻き遊めるか ティーカップ 冷めし紅茶の香も尽きぬるを
令和三年十月十九日
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ポキポキと 指の節をば鳴らしつつ 啜る珈琲の味のなきこと
令和三年十月十七日
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右膝に 左の脚を重ねつつ 肘突く拳 頭支へけり
令和三年十月十六日
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酣の秋 二人して 過ぎ去りし昔の 夢の迹を辿らむ
令和三年十月十四日
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褥すら延べたる儘に アマゾンの空き箱ばかり積まれたりけり
令和三年十月十二日
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いつ、掃除するんだろ?
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仕舞ひたる卓にや 去るを惜しむがに 鱗のやうな灰留まれる
令和三年十月十日
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