恣翁さん
のうた一覧
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午後の陽に 円き影のみ落としつつ 要垣の露路 往く日傘かな
令和三年五月二十九日
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初夏の風は わづかに紗を揺らし 午後の空気を震はせたるか
令和三年五月二十三日
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馬乗りに 椅子に跨がり 往来を 暇に飽かせて見下ろせるかな
令和三年五月十六日
12
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病的に黄ばむ膚ぞ ブラインドを漏るる光に 琥珀のごとき
令和三年五月十三日
8
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草の上に落ちて 露帯ぶ瑠璃色の桐の花こそ 手に取りて観め
令和三年五月六日
15
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主変はり 顧みられぬ庭にあり 心のままに咲く藤ぞよき
令和三年四月二十六日
18
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小手毬の白に 年経る偏屈の 産に還れる心延へ観る
令和三年四月二十日
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罌粟の花 女にやなりぬと見るまでに はや身籠れる 愛しき児に似る
令和三年四月十五日
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色白き女の黒髪に 挿頭したる八重の山吹 黄こそ貴なれ
令和三年四月九日
18
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ぼんやりと 全てを包み込むやうに 春は 雨さへやさしかりけり
令和三年四月四日
15
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夜を穿つ雨垂れの音の尽くれこそ 昼月白く 桜花に懸かれ
令和三年三月二十九日
19
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膣突くに 屁を放るごとき音のして 君「羞づかし」と 我が耳朶を噛む
令和三年三月二十日
7
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背戸にある杏花の下に 干されたる鍋 うつ伏せに 長閑けかりけり
令和三年三月十四日
14
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敷き放す茵の上に この春も 初音聞かれぬ 永らへたれば
令和三年三月十日
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烏頭にし 梅の花弁の付くごとく 春雪積まな 家を思ふに
令和三年三月五日
12
城に盈ち 郭に溢るるは 幾ばくの...
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訪ね来る客の無ければ 終日 雨を聞きつつ 無聊託ちぬ
令和三年三月二日
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梅が香に酔ひて 笑まふを手向けとす 春告げ鳥は 未だ鳴かねど
令和三年二月二十八日
14
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憧憬の女を 食事に誘ひしを 風冷たくて 春は名のみか
令和三年二月二十一日
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某歌人さんに対する返歌として詠...
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北へ行く 渡りの鳥の旅衣 如月の風 翻すらむ
令和三年二月十三日
13
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時刻む雨音を消す やさしかる風の吹きせば 歩き始めむ
令和三年二月七日
17
最愛のひとを失った全ての方々へ...
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