恣翁さん
のうた一覧
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お互ひに連れを思ふも 一言も口こそ利かね 翌日も雨
令和三年九月十八日
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秋の日は 毛氈に咲く花がらに 刹那の生命を与へたるかも
令和三年九月十六日
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ドビュッシーのアラベスクこそ 木漏れ日の煌めきに似て 葉陰に揺るれ
令和三年九月十四日
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ヴェランダの軒をし越えて 屋根の上に伸びぬる影ぞ 秋を告げける
令和三年九月十二日
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翳む声に 初老の疲れ偲はれて 女心の惑ひぬるかも
令和三年九月十日
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苔むせる築石の間 暗くして 顔覗かする羊歯 そこかしこ
令和三年九月八日
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何処より這ひ出したるか 夜の闇 黙し 翼を世界に展ぐ
令和三年九月六日
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雨垂れのやうな響きの沁むるかな エリック・サティの沈鬱の酔ひ
令和三年九月四日
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煮出したる麦茶沸きしを 火に掛くる薬缶の蓋ぞ そっと切りける
令和三年九月二日
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茂りたる 池一面の蓮葉を 柳の糸の狭間に眺む
令和三年八月三十一日
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読み返している鴎外全集から、東...
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夜更くるを蒸せば 蚊を追ふ団扇にて風を入るるも 寝返りを打つ
令和三年八月二十九日
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藪枯らし 絡むフェンスの隙間から テニスする君を いつも見ていた
令和三年八月二十七日
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歌をお送りいただいた某歌人さん...
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石像と凝りぬる女の影落ちて 闇にし紛れ 閉ざされにけむ
令和三年八月二十五日
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呆けぬがに 机の縁に肘をつき 覚えず噛める親指の爪
令和三年八月二十三日
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幽霊とかくれんぼして おひさまを待ってる女児が 月の子供さ
令和三年八月二十一日
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トウジさん 歌を送っていただ...
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夜明け方の幽鬼のごとくうなされて 実に獣かは 「自宅療養」
令和三年八月十九日
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輪を描き 頭上を舞へるコンドルの眼に 俺達や 如何に映るらむ
令和三年八月十七日
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ベネティアの過去の岸辺に 沿ひて行る舟に 時代の活気偲はゆ
令和三年八月十四日
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アイコンのベニスの写真をヒント...
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幾つもの色を 貴方と重ねしを モノクロームの思ひ出生りぬ
令和三年八月十一日
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ポケットの 二つの賽を 右指に絶えず弄くる ぢいさんの癖
令和三年八月十日
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