恣翁さん
のうた一覧
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梅花藻の花は 葉蔭に静けしく 夢を見るがに頷けるかも
令和四年六月二十七日
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砂鉄吸ふ磁石にも似て 底方無き海湛へたる瞳に魅せられぬ
令和四年六月二十三日
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頽廃の沼に夢見る根無し草 もやしのやうな花をつけけり
令和四年六月二十一日
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梅雨空の いぶせきまでに低かるを かすめて飛べる燕かな
令和四年六月十八日
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燈火の 窓を穿ちて 露台なるジュリエットこそ 照らし出しけれ
令和四年六月十六日
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苦戦するも 「カッタ カッタ」の下駄の音の 響く祇園の石畳かな
令和四年六月十五日
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ぼやけぬる家並みを駆くる女の脛に 上がれる跳ねぞ 滲み見えける
令和四年六月十四日
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みづうみに片手を漬し 懶げに 繊指に水をなぶりたる女
令和四年六月十一日
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青嵐に枝をそよがせて 菩提樹の小さき花ぞ 絶え間なく降る
令和四年六月八日
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光りたる円き舷窓 列を成し 制服に並ぶ釦のごとし
令和四年六月三日
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浮世絵の軸を掛けたる床の間に 一輪挿しの梔子の花
令和四年五月二十九日
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天鵞絨のごとき苔生す 傍なる巖に 暫し腰を下ろしき
令和四年五月二十四日
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灰色に涸れたる泥に 生温き運河の潮 睡たげに満つ
令和四年五月二十二日
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竹林を抜け 風鐸を鳴らしたる風や 伽藍を緑に染むらむ
令和四年五月十九日
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くもり硝子に 薄れ日の差す春の午後 心の襞の翳りゆくらむ
令和四年五月十七日
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藤葛 露けき樹々に纏ひ懸かり 漂ふ霧を遮るらしも
令和四年五月十四日
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泥をもて巣作りに励む海燕 風穏やかに 初夏の日長し
令和四年五月七日
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水滿池塘葉滿枝 曲廊危榭愜幽期...
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階の春日灯籠 点れるに 四方なる樹々の碧の幻想
令和四年五月四日
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昼酒の歓び尽くし 巷をし 友と歩けば 空ぞ映えける
令和四年四月二十八日
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爆撃を受けし高層住宅の窓 野晒の眼窩に似けり
令和四年四月二十三日
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