恣翁さん
のうた一覧
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秋の日の底に潜むも 逸り立つ冬の分子か 膚粟立つに
令和三年十月二十四日
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続きたる 木精のごとき銃声が 林の中を鳴り渡りけり
令和三年十月二十三日
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銃身の 黒ずむ鈍き光こそ 生命の最後の詩を奏せめ
令和三年十月二十一日
9
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何故に掻き遊めるか ティーカップ 冷めし紅茶の香も尽きぬるを
令和三年十月十九日
8
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ポキポキと 指の節をば鳴らしつつ 啜る珈琲の味のなきこと
令和三年十月十七日
9
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右膝に 左の脚を重ねつつ 肘突く拳 頭支へけり
令和三年十月十六日
6
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酣の秋 二人して 過ぎ去りし昔の 夢の迹を辿らむ
令和三年十月十四日
18
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褥すら延べたる儘に アマゾンの空き箱ばかり積まれたりけり
令和三年十月十二日
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いつ、掃除するんだろ?
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仕舞ひたる卓にや 去るを惜しむがに 鱗のやうな灰留まれる
令和三年十月十日
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店奥に お伽噺の空気すら醸す爺婆 しゃがみ込みけり
令和三年十月九日
13
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透明な夜気を昇りて 銀漢は 巨人の深き溜息なるべし
令和三年十月七日
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曲げし肘に頭を載せて居眠れる君に 部屋着をそっと羽織らす
令和三年十月五日
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過ぎ去りし時代の香り 萎びたる乳房のままに 踊るアルテミス
令和三年十月三日
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首傾げ ぢっと見上ぐる 児のやうな目にし 決まりの悪しきを覚ゆ
令和三年十月二日
9
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輪郭に圧さるるごとく 背を曲げて 入り日に向かふ移住者の群れ
令和三年九月三十日
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尻癖を大目に見たる寛大の奥に 密かな侮蔑の覗く
令和三年九月二十八日
9
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おかっぱに結びし 真っ赤な幅広のリボンひらひら 蝶の飛ぶがに
令和三年九月二十六日
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秋の日の はや傾ぶくを 尋ね居る我が師の墓標 見つからざらめや
令和三年九月二十四日
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月を見て思ひ馳せたる彼のひとの 野辺の送りに見し彼岸花
令和三年九月二十二日
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夕陽は茜の沓を履きて逃げ 代りし月ぞ 金の粉を吐く
令和三年九月二十日
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