恣翁さん
のうた一覧
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寝ねかてに 池を巡りて夜もすがら 月を掠むる翳だにも無し
令和四年八月九日
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滝つ瀬の闇に抛つ白銀か 月読射たるしぶき仄映ゆ
令和四年八月六日
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両の手に眼窩を囲ひ 覗きたる窓に広ごる闇と森かな
令和四年八月四日
8
シベリア鉄道
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雨音が時を刻みて 思ひ出に 優しき日々も変はりぬらめや
令和四年七月三十日
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うたのわを去られた某歌人さんに...
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客帰り ひっそりしぬる座敷にぞ 海鳴りの音 今し聞こゆる
令和四年七月二十八日
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鑿振るふ木匠の手に 武骨にも 具象せらるる形の記憶
令和四年七月二十六日
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古びたる ひがしの茶屋の代赭色 紅柄格子に秘めし火遊び
令和四年七月二十四日
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陽は森の彼方に沈み 散光を投げかけたりゑ 野面の上に
令和四年七月二十一日
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真っ直ぐに向くる瞳は 熾りたる炭火のごとく赫けるかな
令和四年七月十六日
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裏口の戸を閉められて 蹲り 夜通し泣きつ 空地の隅に
令和四年七月十六日
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石庭の砂 降るだけの雨吸ふを 濡れにけりとも 絶えて見えずも
令和四年七月十四日
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石灰の改良土さへ 霖に 薄墨色の水の浮くかな
令和四年七月十二日
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小娘の 口に含みて 膨らみし酸漿の笛 溝に吹きつ
令和四年七月十日
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白抜きに屋号を染めて 神さぶる 色の褪めたる紺暖簾かな
令和四年七月九日
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昼酒に 斜陽の我が影 踏み尽くし 月影だにも踏みて帰らむ
令和四年七月七日
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烏桕陰中 把る酒杯 山園処...
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積み石を洗ひたりけむ 其の上も 波ひたひたと足元に寄す
令和四年七月五日
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所在なき暮らしに倦みて 貝殻に耳を当て 聴く遠き海鳴り
令和四年七月三日
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愛犬の耳斬りてみぬ あはれ...
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掌に 弄びける砂 指の間を 力なげに零れぬ
令和四年七月二日
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いのちなき砂のかなしさよ ...
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口を開け 瀕死の貝は みづうみに憧れ 沖へ帆を立てためり
令和四年六月三十日
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膝を抱き ぼやけ初めたる飴色の湖面に 暫し見惚れたりけり
令和四年六月二十八日
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