恣翁さん
のうた一覧
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一条の 黒き蜥蜴の 干涸らびは 車道の上に 光りにけむか
平成二十三年八月十二日
14
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甘藍の 紙のやうなる 千切りに 母慕ひつつ 独り平らぐ
平成二十三年八月十一日
22
母が刻んだキャベツの千切りをよ...
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置き去りの 箒の柄から 巧妙に 糸張り渡す 蜘蛛見つけけり
平成二十三年八月十日
21
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鴉群れ 芥に混じる 無花果を 人も恐れず ただ啄めり
平成二十三年八月九日
22
休日の散歩時に見掛けた光景です...
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風吹けば 果てしなき野に 草靡き 天包に似て 全てを覆ふ
平成二十三年八月五日
21
勅勒の川 陰山の下 天は穹廬...
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日の暮れを 待つかのやうに ひっそりと さびしい胡麻の 花咲きにけり
平成二十三年八月四日
31
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暑雨止みて 軒の滴の 乾く頃 虹陽に断たれ 人ぞ出で来し
平成二十三年八月三日
21
暑雨 涼初めてよぎり 高雲 薄...
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白雨過ぎ 海松茶に川の 色変はり 擬宝珠の暮れに 濡れて光れり
平成二十三年八月二日
22
帰省中の一昨日の夕方、周りが真...
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あのひとの 好みし書を パラパラと 部屋抜ける風 ただ捲りゐる
平成二十三年八月一日
12
初めての試みですが、女性の気持...
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螢飛び 団扇揺るがぬ 此の宵は 秋先づ応へ 涼貸しつべし
平成二十三年八月一日
22
画欄 斜めに渡る 水螢の光 荷...
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高台は 黄金に染まり 二階家の 象ばかりぞ セピア色なる
平成二十三年七月三十日
12
高台にある二階建ての家のセピア...
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脂臭き 庭の蘇鉄は 裏山の 蝉の声にぞ 埋もれゆくなる
平成二十三年七月三十日
13
散歩の途中に立ち寄った寺の庭に...
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憂鬱に 山を染めたる 夏色を 私雨の 白く消しゆく
平成二十三年七月二十九日
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私雨とは、突然降ってくる局地的...
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礎石のみ 空しく残る 楼の跡 赤枯れし苔 雨に蔓延る
平成二十三年七月二十八日
21
千秋の佳節 名空しく在り 承露...
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「とや」でなく 「にや」相応しく 想ふなり 黄泉路に死者の 啜り泣くがに
平成二十三年七月二十七日
7
「にや」でなく「とや」ではとの...
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波の下 月も届かぬ 闇路にや 啜り泣くらむ 水漬く屍は
平成二十三年七月二十七日
21
歌会に投稿した直後から、闇路に...
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恒風は 万里を渡り 黄昏れて 細糸杉を 戦がすばかり
平成二十三年七月二十六日
13
恒風:貿易風や偏西風をイメージ...
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城山の 楡に凭れて 見し町の 赤く平和に 浮き上がりけり
平成二十三年七月二十五日
11
お盆の頃、連れられてよく行った...
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こめかみに 梅干し貼った 婆さんが 店番してた 町の駄菓子屋
平成二十三年七月二十二日
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西岸良平氏の「三丁目の夕日」は...
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西日射す 下宿の軒に 短冊を だらり下げけり 玻璃の風鈴
平成二十三年七月二十一日
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京都の夏は蒸し暑いですが、学生...
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