恣翁さん
のうた一覧
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昼酒に 斜陽の我が影 踏み尽くし 月影だにも踏みて帰らむ
令和四年七月七日
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烏桕陰中 把る酒杯 山園処...
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積み石を洗ひたりけむ 其の上も 波ひたひたと足元に寄す
令和四年七月五日
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所在なき暮らしに倦みて 貝殻に耳を当て 聴く遠き海鳴り
令和四年七月三日
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愛犬の耳斬りてみぬ あはれ...
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掌に 弄びける砂 指の間を 力なげに零れぬ
令和四年七月二日
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いのちなき砂のかなしさよ ...
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口を開け 瀕死の貝は みづうみに憧れ 沖へ帆を立てためり
令和四年六月三十日
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膝を抱き ぼやけ初めたる飴色の湖面に 暫し見惚れたりけり
令和四年六月二十八日
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梅花藻の花は 葉蔭に静けしく 夢を見るがに頷けるかも
令和四年六月二十七日
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砂鉄吸ふ磁石にも似て 底方無き海湛へたる瞳に魅せられぬ
令和四年六月二十三日
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頽廃の沼に夢見る根無し草 もやしのやうな花をつけけり
令和四年六月二十一日
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梅雨空の いぶせきまでに低かるを かすめて飛べる燕かな
令和四年六月十八日
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燈火の 窓を穿ちて 露台なるジュリエットこそ 照らし出しけれ
令和四年六月十六日
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苦戦するも 「カッタ カッタ」の下駄の音の 響く祇園の石畳かな
令和四年六月十五日
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ぼやけぬる家並みを駆くる女の脛に 上がれる跳ねぞ 滲み見えける
令和四年六月十四日
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みづうみに片手を漬し 懶げに 繊指に水をなぶりたる女
令和四年六月十一日
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青嵐に枝をそよがせて 菩提樹の小さき花ぞ 絶え間なく降る
令和四年六月八日
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光りたる円き舷窓 列を成し 制服に並ぶ釦のごとし
令和四年六月三日
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浮世絵の軸を掛けたる床の間に 一輪挿しの梔子の花
令和四年五月二十九日
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天鵞絨のごとき苔生す 傍なる巖に 暫し腰を下ろしき
令和四年五月二十四日
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灰色に涸れたる泥に 生温き運河の潮 睡たげに満つ
令和四年五月二十二日
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竹林を抜け 風鐸を鳴らしたる風や 伽藍を緑に染むらむ
令和四年五月十九日
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