恣翁さん
のうた一覧
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星からの風の便りか 露下りて 舌に掬へば 蕊の震へり
令和六年七月四日
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某歌人さんから頂いた歌のお返し...
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ゆく夏を偸むがに咲くサギスゲぞ 風に 密かに揺れて乏しき
令和六年七月二日
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母と子の肌の温みを醸すがに 淡き光ぞ 二人を包む
令和六年六月三十日
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立て切りし障子の玻璃ゆ 細長く 雨の糸しぞ 白く光れる
令和六年六月二十九日
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池の面や 風を孕まぬ夜の影に圧されて伸すに 瀕死なるらむ
令和六年六月二十七日
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座布団に残りし温み ひっそりと 主を待ちつつ風に吹かれり
令和六年六月二十五日
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鴨川の岸の柳は 霞みたる東山背に 煙るがに見ゆ
令和六年六月二十三日
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午の湯にふやけたる儘 急須にぞ 手揉みの茶葉の冷えて重なる
令和六年六月二十二日
13
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三門を潜れば 急に左右から 初夏の緑ぞ 肩襲ふなる
令和六年六月二十日
12
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条々と 垂るる柳を欄に 吹き込むまでに降る繁吹き雨
令和六年六月十八日
11
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丁寧に 敷き詰められし玉砂利の径に 落ちたる足音響く
令和六年六月十六日
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娘が鳥羽のホテルに勤務していた...
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二片の 薔薇の紅の花弁が散れる 机上の詩集の表紙
令和六年六月十五日
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真鍮の香炉の灰の静けしく 燃え残る儘 崩れだにせず
令和六年六月十三日
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薄れ日に 青味を帯びて緻密なる 半透明な羊羹の肌
令和六年六月十一日
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舟を漕ぐ櫂は 緑を籠むる陰乱して 水を物憂げに搔く
令和六年六月十日
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君が背に 眠りかけたる汗の珠 妖しき夜想曲 忍び寄るかも
令和六年六月十日
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徒に春宵更けて 老いぬとも いま酣の花影を恋ふ
令和六年六月九日
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ご無沙汰いたしました。5月3日...
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野茨の花弁はひそと波打ちて 余光に香こそ 吸われ消ゆなれ
令和六年五月二日
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草の上に腰を下ろせば 春の陽の 根にさへ籠る熱き思ほゆ
令和六年四月三十日
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永き日を ひとしほ永くする虻の羽音 空しく春風に消ゆ
令和六年四月二十八日
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