恣翁さん
のうた一覧
(カテゴリー:全カテゴリー 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
赤枯れし朝顔残る石塀を包み 降りたる白き夕霧
令和六年十一月二十二日
4
もっと見る
水注せば 五徳の上の鉄瓶は 忽ち鳴りを潜めつるかな
令和六年十一月十九日
6
自動詞と他動詞を間違って使って...
もっと見る
夜雨上がり 雲の切れ間ゆ漏るる陽は 路に弾けでひ弱なんめり
令和六年十一月十三日
8
もっと見る
「厠へ」と言ひ繕ひて 乾きぬる会話のけりを 一先づ付けむ
令和六年十一月十日
6
もっと見る
唐辛子 干したる紅ぞ 藁屋根の下を 倹しく飾りたりける
令和六年十一月七日
10
もっと見る
午の陽は 窓に黄金の震動を与へて 冬の色を兆せり
令和六年十一月六日
13
もっと見る
薄明かき日脚 彷徨く生け垣の 紅く小さき要黐の実
令和六年十一月三日
11
もっと見る
蝙蝠のごとく往き交ふ人影に 幾返り目か 視線を投ぐる
令和六年十一月二日
11
もっと見る
蒼白きミルクのやうな脳髄に 沁み渡るかも 葛の裏風
令和六年十月三十一日
8
もっと見る
活計の音 立てよ 運命に抗ひて 生命の絃を震はせながら
令和六年十月二十九日
8
玉の緒よ 絶えなば絶えね ...
もっと見る
瞼の裏にし 昼の色彩の痕ちらつける 長き夜かな
令和六年十月二十六日
7
もっと見る
眼に映る空の蒼さを 朗らかに 乾きし風の吹き渡るなり
令和六年十月二十五日
7
もっと見る
神さぶる杜に囲まれ 狭き空 映せる沼の密と鎮もる
令和六年十月二十二日
9
もっと見る
降り募る雨音 家を包み込み 水中に似て遠くに聞こゆ
令和六年十月十九日
10
もっと見る
手の甲を 額に思はず翳しけり 雲の隙間ゆ 低く陽射せば
令和六年十月十九日
11
もっと見る
青桐の上に 薄月色失せて 闇を一際濃く見すらしも
令和六年十月十七日
11
もっと見る
夕空に 雲の不精に居座りて 生暖かき風の吹くなり
令和六年十月十六日
8
もっと見る
烏鳴く鎮守の森に 古杉ぞ 鉄の錆ぶがに枯れ残りたる
令和六年十月十四日
7
もっと見る
髭剃りの刃の鋼色 鋭くも 鏡のうちに閃けるかな
令和六年十月十一日
11
もっと見る
海月こそ 呑気なまでに漂へれ 辛き潮に噎せざらむかも
令和六年十月九日
14
もっと見る
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[152]