恣翁さん
のうた一覧
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疎らな灯 洩れたる路地に下駄の音 驚くまでに高く響きぬ
令和四年十月九日
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唇をだらんと垂らし 老人の無表情しぞ 仮面のごとき
令和四年十月四日
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月光を浴びて その身をひっそりと 寄せ合ふごとく 船の舫へり
令和四年十月一日
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沖ノ島漁港
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茶漬け食む老婆が一人 暮れかかる秋の一日に 淡き星見ゆ
令和四年九月二十九日
16
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追直の街の灯りは ボンモイに 人魂のごと 揺れて映れり
令和四年九月十五日
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アイヌ語で「小さな入江」を意味...
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落伍せし雲 夜の闇を追ひかけて 街灯火しぞ痛く瞬く
令和四年九月十三日
10
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充分に 胸を拡げて呼吸しつ 冷たく吹ける朝風を受け
令和四年九月八日
12
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黄昏に せむしのごとく浮かびける 合掌造りの切妻の屋根
令和四年九月四日
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海からの 健康的な空気吸ひ 針金雀児の生ふる野をゆく
令和四年八月三十日
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ハリエニシダの生い茂るブルター...
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難破船 沙を洗ひ寄せ返す 無常の浪が歔欷するばかり
令和四年八月二十八日
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ガチガチと寒さに鳴れる歯の上の 恐怖に強がる笑み苦からむ
令和四年八月二十七日
10
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微かにし 揺るるキャビンは 単調な 眠気を誘ふ嘆き上げけり
令和四年八月二十五日
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一点の血痕のやう 残りける炎の消えて 芯ぞ燻れる
令和四年八月十七日
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庭ゆ吹く風は 客間に忍び入り 軒の風鈴咽び鳴らせり
令和四年八月十四日
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客帰り ひっそりしぬる座敷にぞ 海鳴りの音 今し聞こゆる
令和四年七月二十八日
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石灰の改良土さへ 霖に 薄墨色の水の浮くかな
令和四年七月十二日
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白抜きに屋号を染めて 神さぶる 色の褪めたる紺暖簾かな
令和四年七月九日
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昼酒に 斜陽の我が影 踏み尽くし 月影だにも踏みて帰らむ
令和四年七月七日
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烏桕陰中 把る酒杯 山園処...
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積み石を洗ひたりけむ 其の上も 波ひたひたと足元に寄す
令和四年七月五日
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所在なき暮らしに倦みて 貝殻に耳を当て 聴く遠き海鳴り
令和四年七月三日
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愛犬の耳斬りてみぬ あはれ...
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