恣翁さん
のうた一覧
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船泊てる楓橋に届く鐘の音に 家を思ひて頭起こせり
平成二十七年十一月二日
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烏啼く霜月 夜寥々 首を回らせ...
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軒下に垂れたる 白き暖簾より洩るる灯ぞ 糸雨照らしける
平成二十七年十一月二十五日
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郎女は 呼吸弾ませてしがみ付き 吾を 露零す花弁に包む
平成二十七年十二月十五日
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枯れ芝の 針のごとくに灯に光り 踏めば 乾きし音を立てけり
平成二十七年十二月二十四日
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生臭き 修羅に憑かれし人間の魂 彷徨へり 海月となりて
平成二十八年一月三日
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散る花の幽き香り尋ぬれば 窓の上の額に 梅入りにけり
平成二十八年一月八日
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・・・・・ 似る莫れ 春風の ...
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凩に 三味線の音のきれぎれに 妓の嬌笑の 夜を籠めて冴ゆ
平成二十八年一月十日
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未だ九時を少し回りしばかりなるに 冬し 勤めの帰途急ぐめり
平成二十八年一月二十九日
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立ち上がり 上着の襟を正せしが ズボンの膝の無残に膨る
平成二十八年二月一日
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先週の金曜日阪急池田駅近くのか...
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灯の吸ふを懼るがに 息潜めつつ 君が唇動くを待てり
平成二十八年二月十日
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先日詠んだ歌では意が十分伝わら...
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蜆川 不義の浮き名を憚りて 露の命や 消し流しけむ
平成二十八年二月十五日
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沢山拍手を頂き申し訳ないですが...
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毟られし蝶の骸に 意外なる残虐性を 幼子に見る
平成二十八年三月二十五日
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玻璃瓶に 愛しき裸虫身悶えて 這ひ回りたる夏の夕暮れ
平成二十八年三月二十七日
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季節感無視ですが、テレンス・ス...
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雨風の門打ち 庭に日の暮れて 君来ぬうちに 花ぞ落ちぬる
平成二十八年四月十一日
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春寒 惻々として 重門を掩ひ ...
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縁のなき畳の青き本堂に 蝋燭を上げ 掌を合はせたり
平成二十八年五月十五日
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地を揺らす動乱去れば 小さき池に 数多の蛙 競ひ騒げり
平成二十八年五月十九日
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風 急雨を駆りて 高城に灑がしめ...
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摘みながら 現無かるらし 抜き取りし蕺草の葉を キリリと噛みぬ
平成二十八年五月二十五日
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他人事のごとく 野に咲く野茨に 我が葬列を想像したり
平成二十八年六月二日
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自分自身の葬式の 行列をを思は...
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黄に染まる麦 忙しげに刈る老を 傍に扶くる童愛しも
平成二十八年六月四日
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海神の古人や 常世なる 寄り木の森に 想ひ馳せけむ
平成二十八年六月二十日
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