恣翁さん
のうた一覧
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少年を抱く女は 飽くを知らぬ気に 触手の餌を喰らへるヒドラ
令和四年一月九日
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持て余す長き黒髪 切れ長の黒き瞳に 媚の浮くめり
令和四年一月四日
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大股に歩く寒き夜 石畳鳴らして響く 高き下駄の音
令和四年一月二日
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習慣の朽ちぬる索を断ち棄ちて 翼に強き風切り翔ばむ
令和四年一月一日
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年頭の辞としてぴったりだと感じ...
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雑踏の交差点をし 転がれる朽ち葉を纏ひ 影ぞ往き交ふ
令和三年十二月三十日
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船腹の丸窓に洩るる灯火ぞ 魚の眼のごと水面に光る
令和三年十二月二十六日
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食卓に並びし皿ぞ光りける 水に映りし月のごとくに
令和三年十二月二十五日
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袖に手を入れたるままに 慣らひとて机に向かふ冬の夜かな
令和三年十二月二十一日
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暁の川の浅瀬に 月の女児は ひとりぼっちで踊ってるとふ
令和三年十二月九日
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酔ひに委せ 口を衝く詩を唱へつつ 橋上に踏む冬の月光
令和三年十二月六日
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房裂けば酸き香ひろがり 口腔に果汁蔌々 先づ歯に流る
令和三年十一月十八日
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一双羅帕未分珍 林下先嘗愧遂臣...
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カラタチの垣に掛かれる蜘蛛の網を 紅く染めたる車の尾灯
令和三年十一月十六日
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北国の短き日をし 霧包み 厨に灯り さてや点さむ
令和三年十一月十四日
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条幅を飾りたる間に 花魁の吹かす煙管の雲居いざよふ
令和三年十一月九日
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窓外を後ろへ過ぎる街はまだ 眠りの足らぬ寝惚け面かも
令和三年十一月四日
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蒼褪めて立ち尽くしたり 雨に濡れ 機械油に汚れたる顔
令和三年十月三十一日
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夕暮れの空気を裂きて 打つ飛礫 暗く濁れる川面に消えぬ
令和三年十月二十八日
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テーブルにこぼれたる火酒 くちなはに似て 我が前へ這ひ寄らむとす
令和三年十月二十六日
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銃身の 黒ずむ鈍き光こそ 生命の最後の詩を奏せめ
令和三年十月二十一日
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何故に掻き遊めるか ティーカップ 冷めし紅茶の香も尽きぬるを
令和三年十月十九日
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