恣翁さん
のうた一覧
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客帰り ひっそりしぬる座敷にぞ 海鳴りの音 今し聞こゆる
令和四年七月二十八日
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石灰の改良土さへ 霖に 薄墨色の水の浮くかな
令和四年七月十二日
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白抜きに屋号を染めて 神さぶる 色の褪めたる紺暖簾かな
令和四年七月九日
11
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昼酒に 斜陽の我が影 踏み尽くし 月影だにも踏みて帰らむ
令和四年七月七日
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烏桕陰中 把る酒杯 山園処...
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積み石を洗ひたりけむ 其の上も 波ひたひたと足元に寄す
令和四年七月五日
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所在なき暮らしに倦みて 貝殻に耳を当て 聴く遠き海鳴り
令和四年七月三日
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愛犬の耳斬りてみぬ あはれ...
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掌に 弄びける砂 指の間を 力なげに零れぬ
令和四年七月二日
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いのちなき砂のかなしさよ ...
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頽廃の沼に夢見る根無し草 もやしのやうな花をつけけり
令和四年六月二十一日
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みづうみに片手を漬し 懶げに 繊指に水をなぶりたる女
令和四年六月十一日
10
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光りたる円き舷窓 列を成し 制服に並ぶ釦のごとし
令和四年六月三日
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浮世絵の軸を掛けたる床の間に 一輪挿しの梔子の花
令和四年五月二十九日
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天鵞絨のごとき苔生す 傍なる巖に 暫し腰を下ろしき
令和四年五月二十四日
10
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漸くに眠りに就きし 眼の下の街を 窓辺に座し眺めけり
令和四年四月五日
10
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水温み 萌え立つ草の 光沢帯ぶる葉にし 鋭き鎌の一閃
令和四年三月十二日
10
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カーテンを洩れたる春の陽の中を 妖精のごと 塵ぞ舞ひける
令和四年二月二十六日
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蒼褪めし月を仰げる立ち雛や 陰気な部屋を春めかすらむ
令和四年二月二十二日
11
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半眼の石の童子や 腹這へる 心の底を覗きたるがね
令和四年二月十六日
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詠み直しさせていただきました。...
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魚の血の脈に冷たく流るがに 蒼褪むる膚 粟を生じぬ
令和四年一月二十三日
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けふの日の空の青さを思はせて 寝屋の障子に射せる朝の陽
令和四年一月十六日
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白無垢の花嫁姿を 不器用に送る親父に 涙誘はる
令和四年一月十一日
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渥美清主演の、昔のテレビドラマ...
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