恣翁さん
のうた一覧
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傾斜地に ずらりと並ぶ建売の住宅 砂糖菓子に似るめり
令和七年一月十六日
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ここぞてふ確かな機のみ 身を捨てて 結果は天に任せ打ち切れ
令和七年一月十二日
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行くぞてふ圧を 相手に繰り返し 誘ひ出すべし 迷ひや恐れ
令和七年一月十二日
7
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動く気を覚る我が勘信じつつ 慎重に 間を詰めてゆくべし
令和七年一月十二日
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間髪を入れで反応するための 姿勢と構へ 先づ整へよ
令和七年一月十二日
7
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辿りたる腸にさへ 七草の粥こそ 春を煽りぬべけれ
令和七年一月七日
8
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太陽の 夜明けを待ちて出でめやも 昇るからこそ 夜の明くるなれ
令和七年一月二日
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「太陽は、夜が明けるのを待って ...
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飴色の床に落ちたる 新たしき光 連れ来し朝を踏まむ
令和七年一月一日
11
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蛇口より漏れし滴の垂るる音 夜の厨のしじまに響く
令和六年十二月三十一日
8
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水底に沈めるごとき集落の 星明かり下に ひそと静もる
令和六年十二月二十四日
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気が付けば 人参ばかり残る皿 病院食のシチュー啜れば
令和六年十二月二十二日
7
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高熱を招きしブドウ球菌や 何処より 血に混じりたるらむ
令和六年十二月二十二日
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MSSA敗血症により入院してお...
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風呂桶ゆ溢れ 逆巻き ざあざあと 面食らふまで湯音の立てり
令和六年十一月二十六日
7
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水注せば 五徳の上の鉄瓶は 忽ち鳴りを潜めつるかな
令和六年十一月十九日
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自動詞と他動詞を間違って使って...
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唐辛子 干したる紅ぞ 藁屋根の下を 倹しく飾りたりける
令和六年十一月七日
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活計の音 立てよ 運命に抗ひて 生命の絃を震はせながら
令和六年十月二十九日
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玉の緒よ 絶えなば絶えね ...
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瞼の裏にし 昼の色彩の痕ちらつける 長き夜かな
令和六年十月二十六日
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眼に映る空の蒼さを 朗らかに 乾きし風の吹き渡るなり
令和六年十月二十五日
7
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神さぶる杜に囲まれ 狭き空 映せる沼の密と鎮もる
令和六年十月二十二日
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手の甲を 額に思はず翳しけり 雲の隙間ゆ 低く陽射せば
令和六年十月十九日
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