恣翁さん
のうた一覧
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帰りせば ゆかしからまし 故郷の 空気の色や土地の匂ひが
令和六年八月十七日
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仮寝より覚めて 披ける書の文字を 目に追ひながら聞く蝉の声
令和六年八月十一日
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暗闇に 繋がりながら 木霊こそ 心細げに消えてゆくなれ
令和六年八月四日
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痛烈な空の青さを 顔に浴び 目を瞑りつつ水に浮きたり
令和六年八月三日
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森閑とした 炎熱の日向路 眼鏡の枠も灼け熔けぬらし
令和六年八月一日
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連日の炎暑に夏バテ気味です。
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残り火の吐ける煙は どす黒く濁れる液の 地を這ふに似て
令和六年七月三十日
11
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杣人の影 何処かも 丁々と枝打つ鉈の音の響けば
令和六年七月二十一日
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波の上の三線の音と 沖渡る南風に誘はれ 常世を想ふ
令和六年七月十八日
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開く戸に 身を任せつつ カーテンに季を遮れる客間に入りつ
令和六年七月十三日
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吸ひさしの煙草燻れり 真鍮の灰皿に鋳し葡萄の葉より
令和六年七月十一日
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滑らかに 山吹色を地の碧に浮かべ 耀ふ七宝流し
令和六年七月九日
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黄昏は 家と家との間にし 細長く落ち 門を訪ふらむ
令和六年七月七日
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母と子の肌の温みを醸すがに 淡き光ぞ 二人を包む
令和六年六月三十日
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座布団に残りし温み ひっそりと 主を待ちつつ風に吹かれり
令和六年六月二十五日
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午の湯にふやけたる儘 急須にぞ 手揉みの茶葉の冷えて重なる
令和六年六月二十二日
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三門を潜れば 急に左右から 初夏の緑ぞ 肩襲ふなる
令和六年六月二十日
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二片の 薔薇の紅の花弁が散れる 机上の詩集の表紙
令和六年六月十五日
12
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真鍮の香炉の灰の静けしく 燃え残る儘 崩れだにせず
令和六年六月十三日
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薄れ日に 青味を帯びて緻密なる 半透明な羊羹の肌
令和六年六月十一日
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生温き磯の春風 眠たげに 店の暖簾をふわと煽れり
令和六年四月二十七日
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