恣翁さん
のうた一覧
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石庭の砂 降るだけの雨吸ふを 濡れにけりとも 絶えて見えずも
令和四年七月十四日
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砂鉄吸ふ磁石にも似て 底方無き海湛へたる瞳に魅せられぬ
令和四年六月二十三日
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燈火の 窓を穿ちて 露台なるジュリエットこそ 照らし出しけれ
令和四年六月十六日
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ぼやけぬる家並みを駆くる女の脛に 上がれる跳ねぞ 滲み見えける
令和四年六月十四日
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くもり硝子に 薄れ日の差す春の午後 心の襞の翳りゆくらむ
令和四年五月十七日
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いつだって 「またね」と言ってくれたのに 黙って行くの 悲しすぎるわ
令和四年四月二十一日
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君が目の赤きを 吹きて消さむずる風にだに 吾はならましものを
令和四年四月十四日
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少年の目の 赫としたあくがれに 令閨だにも魅せられにけむ
令和四年二月六日
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人妻の 吾を惹きつくる目の奥の 謎めく秘密 暴きてしがな
令和四年一月八日
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初見なる 謎の目をした人妻の 意味の不明な微笑に惑ふ
令和四年一月六日
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舞台にし灯りの点り 君が目に 微笑の影の閃きつめり
令和三年十二月二十八日
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翳む声に 初老の疲れ偲はれて 女心の惑ひぬるかも
令和三年九月十日
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藪枯らし 絡むフェンスの隙間から テニスする君を いつも見ていた
令和三年八月二十七日
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歌をお送りいただいた某歌人さん...
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石像と凝りぬる女の影落ちて 闇にし紛れ 閉ざされにけむ
令和三年八月二十五日
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呆けぬがに 机の縁に肘をつき 覚えず噛める親指の爪
令和三年八月二十三日
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昂れる息づかひ 襟にかかれこそ 覚えず竦み 身を捩りけれ
令和三年八月六日
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日曜の 山手のカフェはひっそりと 押し黙る二人 卓に向き合ふ
令和三年七月三十一日
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梅干しを味はひつがに 無意識のうちにすぼめし唇が欲し
令和三年七月八日
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少年の肩に 娘は身を預け 軽く波打つ髪を弄れり
令和三年六月二十三日
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午後の陽に 円き影のみ落としつつ 要垣の露路 往く日傘かな
令和三年五月二十九日
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