恣翁さん
のうた一覧
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サボテンの紅き花に似る腫れ物は 恨み吐きたる死霊のごとし
平成二十六年一月二十一日
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泡を噛む波 思はする白き指 楽を離れて鍵盤に舞ふ
平成二十六年一月十七日
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薄暗き湯殿の高き天井ゆ ぶら下がりける裸電球
平成二十六年一月十四日
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娘がまだ幼稚園にも行っていなか...
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寝られずて 荒涼たる夜の時間にぞ 取り残されて 寝返りを打つ
平成二十六年一月十三日
17
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夜の底に 見知らぬ顔の湧き上がる 鏡の中に沼気のごとく
平成二十六年一月七日
23
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肩窄め 薄紅の山茶花のごとき女は 氷雨に濡るらし
平成二十六年一月五日
28
昨日の午後、初詣に出掛けました...
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想ひ馳す 水平線の向かふへと 滑り墜ちゆく未知の球面
平成二十六年一月三日
30
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離れたる席なる友に目配せし 煙草を吸ひに人垣縫ひき
平成二十五年十二月二十七日
19
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低き空の下なる杳き海鳴りを 息で硝子を曇らせて聴く
平成二十五年十二月十七日
26
新潟での2日目の金曜日、雪は夜...
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地を這へる影の 背後ゆ前に回り 伸びて 頭ぞ塀に擡ぐる
平成二十五年十二月十一日
17
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懐かしき日向の匂ひに包まれて 煎餅布団の膨れ初めけり
平成二十五年十二月九日
22
土曜日に暖かかったので、久し振...
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洋館の壁は日向に留まりて もの悲しげに落日望む
平成二十五年十二月五日
25
昨日の午後、外出の途中に立寄っ...
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波に似る 木の葉の散れるに魅せられて 馬進むれば 道に迷ひぬ
平成二十五年十二月四日
19
秋風 木葉を吹けば 還た洞庭の...
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軒に下がる 藁で編みたる鷹の爪 白き障子に花のごと映ゆ
平成二十五年十一月二十九日
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舷を叩く波こそ 軋ますれ 舫ひを 船の寝息のごとく
平成二十五年十一月二十六日
19
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鐘を撞く 旧りにし僧の力無く 絶えだえの音の覚束無しも
平成二十五年十一月十八日
15
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日溜まりの山茶花の下 居眠れる猫 捨てられて懐かざるべし
平成二十五年十一月十三日
19
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肩先に ビールの酔ひを現はせる男の卓 コップの形に濡れたり
平成二十五年十一月十一日
16
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測量の巻尺光る秋の日に 工事に使ふ石匂ひたり
平成二十五年十一月七日
21
お客さんを工事現場に案内した時...
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朝霧の底なる海の更に深く 蠢くものを覗き居るかも
平成二十五年十月二十五日
21
某歌人の方から頂いた歌にお返し...
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