恣翁さん
のうた一覧
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溜息と 溶くるがごとき眼差しの俘虜となりて 退っ引きならず
令和五年九月三日
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爪立ちて 思はれ人の後ろ首 強く吸ひたる丸髷の女
令和五年八月十三日
9
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透き通るやうな あなたの顔ばせに あるかなきかの微笑みの浮く
令和五年六月十一日
14
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乙女子は 夢を見るがに恋想ふ 五月の温く長き黄昏
令和五年五月十六日
11
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窓際に身動ぎもせで 処女見入る 虚空に浮かぶ山査子の花
令和五年四月十三日
14
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青白き月光の中 獣となりて抱き合ふ二人哀しも
令和五年三月三十日
15
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翳る陽に 面影残す君が顔 睫毛を伏せて蒼白むめり
令和五年三月十一日
15
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最後まで 林檎の皮を 器用にし 剥きつる君の長き指はも
令和五年三月二日
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露に手を濡らし 侘しき朝の陽を湛ふる庭に 菊を剪る女
令和四年十二月二十日
12
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凪冷えて 静まりきれる天地に 月明かりこそ 今宵浸むらめ
令和四年十二月一日
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ラップランドの月明
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すんなりと まるみを帯びて踵へと流れ 艶めくふくらはぎかな
令和四年十一月六日
9
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降り注ぐこもれびを浴び 先をゆくあなたの背こそ 白斑に染まれ
令和四年十月二十五日
16
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手に手取り 夜雨に紛れて 忍び路のもあい傘こそ 黒塀折るれ
令和四年十月九日
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膝窩から踵へ続く 神聖な白き腓や 色づき初むる
令和四年九月二十二日
12
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額の汗 拭へる白き腕の根の腋毛に 目こそ眩みぬべけれ
令和四年九月二十日
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見つめ合ふ二人の間の沈黙や 経つ時だにも凝結すらむ
令和四年九月六日
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言葉にはできねど感謝 向日葵のやうなあなたに会へてよかった
令和四年八月十三日
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うたのわを去られた某歌人さんに...
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雨音が時を刻みて 思ひ出に 優しき日々も変はりぬらめや
令和四年七月三十日
16
うたのわを去られた某歌人さんに...
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古びたる ひがしの茶屋の代赭色 紅柄格子に秘めし火遊び
令和四年七月二十四日
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真っ直ぐに向くる瞳は 熾りたる炭火のごとく赫けるかな
令和四年七月十六日
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