恣翁さん
のうた一覧
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舫ひたる船の混むがに 建つ家並み 眺むる干場に夜露降り初む
平成二十六年九月十一日
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白髪の 鏡に映る我が姿 明日より 悲風惨雨に対せむ
平成二十六年九月十日
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万事 身外に銷え 生涯 鏡中に...
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空を行く月の音すら聞こゆなり 感覚をのみ研ぎ澄ませれば
平成二十六年九月一日
27
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赤貧の里より出づる禄を食む我は恥ぢたり 耕さざるを
平成二十六年八月二十八日
21
飢劬 自ら苦とせず 膏沢 且つ...
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浜にあるボートの尻を 波の舐む 浅瀬を犬の駆け回るたび
平成二十六年八月二十五日
14
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中天の白日 将に下りむとす 潮さへ戻す黄河のごとく
平成二十六年八月二十二日
15
白日 山に依りて尽き 黄河 海...
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盂蘭盆の魂を呼ばへる声に和し 塚の奥処ゆ 「おおう」の応へ
平成二十六年八月十三日
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お盆にちなんだ納涼怪奇譚です。
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やまびこは 荒ぶる神を宥めむと 怒号に忙しく声合はせたり
平成二十六年八月十二日
29
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客思こそ 日月の動きと競ひたれ 秋風 吾待たで先に帰らむ
平成二十六年八月七日
21
客心 日月と争ひ 来往 預め程...
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ハンメルの世界地図なる大陸に 牛の背の斑 実に似たるかも
平成二十六年八月四日
26
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構内のベンチに 腰を下ろしつつ 人影絶えしホームに雲見る
平成二十六年七月二十五日
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コロコロと笑むがに 舷を叩く波 囁きに似て いと柔らかし
平成二十六年七月二十二日
29
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間の抜けて聞こゆる 綿に包むがに くぐもる音の遠花火かな
平成二十六年七月二十日
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捨てられて 骨組み晒す船腹に 男の思い切り飛礫打ちけり
平成二十六年七月十七日
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アイコンの写真に想を得て、さら...
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東京を やたらに真似る地方都市 如何で 悲しく気取らむずるか
平成二十六年七月十日
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縁側に忘れ置かれし灰皿ゆ 吸ひ止しの煙草 真直ぐ燻れり
平成二十六年七月七日
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刺青のごとく 湯の面の松の葉の 湯上りの腕に貼り付けるかな
平成二十六年七月三日
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湯の面の青き松葉を 掬はむとすれども逃げぬ 鼓豆虫のごと
平成二十六年七月二日
18
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掌に掬ひつる湯を 透かすがに見入れり 顔の高さに翳し
平成二十六年七月一日
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酒買ふに 酔ひつる吾には 銭に見ゆる楡の実 摘みて払ふや如何
平成二十六年六月十一日
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老人 七十 仍ほ酒を沽る 千壺...
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