恣翁さん
のうた一覧
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少年の老い易きも 吾おとなたらず 未だ襁褓のままのおとなぞ
平成二十七年五月二十九日
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種子吐けば 甘き香残る一対の桜桃に 喉癒やしたりけり
平成二十七年五月十九日
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散歩コースの一つである琵琶湖疏...
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カーテンに 芭蕉の緑透きて見え 午睡の後の梅酒 酸留む
平成二十七年五月十八日
21
梅子 酸を留めて 歯牙を柔らかく...
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幼虫の亡骸に似し 長き灰落とし ゆっくり火を揉み消しつ
平成二十七年五月十七日
18
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眼病に勤めもできず 台の上に薬草乾せり 恥ぢ入りながら
平成二十七年五月十六日
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事無く 門 多く閉づ 偏へに知...
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銅版の景色のごとく 風船の はつ夏の空に青く光れり
平成二十七年五月十五日
25
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写経終へ 硯を池に洗ひせば 棲みたる魚の墨を呑ままし
平成二十七年五月十二日
23
達人 禄位を軽んじ 居処 林泉...
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人見知りすがに 新たな住人の様子を 部屋の窺へるかも
平成二十七年五月十一日
16
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音もなく 水面を滑る漕艇は 機械仕掛けのアメンボウなり
平成二十七年五月五日
14
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檜皮葺く 丹色の屋根を羽搏かせ 今 翔むずる三重の塔
平成二十七年五月三日
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時機外し 農繁期告ぐ花見鳥 故園待つらむ 水撒く人を
平成二十七年五月二日
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九扈鳴くこと已に晩く 楚郷は農...
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夢消せる乱に戸惑ひ 蝶のごと 垣越え 臣ら隣に移らむ
平成二十七年四月十九日
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雨前 初めて見る 花間の葉 雨...
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鶯の鳴き声真似て 児の遊ぶ柴の戸に立つ 黍飯の煙
平成二十七年四月十七日
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柴門 寂々として黍飯馨し 山家...
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桐の葉の落ちて 窓辺に月明かり 宿酔に 微風心地好きかな
平成二十七年四月三日
21
柳疎にして桐下り 晩窓明るし ...
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旨酒を干さば 死生の斉しくて 酔はば 天地を無くし臥しなむ
平成二十七年四月二日
19
一樽 死生を斉しくす 万事 固...
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願はくは 君の心の宴に非で 流亡の屋を照らさむことを
平成二十七年三月三十一日
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二月 新糸を売り 五月 新穀を...
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県令の帯びたる印綬 民草の生き血で 朱に染まりしものぞ
平成二十七年三月二十七日
11
去歳 曾て此の県城を経しに 県...
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春の色 誰がものかは 如何にせむ 良家の女のみ進士攫ふを
平成二十七年三月二十五日
11
長安二月多香塵 六街車馬声鈴凛...
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死なむとする肉体ゆ 外に抜け出せる身は 物音の聞こえたるかも
平成二十七年三月二十四日
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某歌人さん。臨死体験を、勝手に...
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老いし今 長閑に眺む 進士とて 我が世の春を愛でたる人を
平成二十七年三月二十三日
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隊を逐い行に随ふ 二十春 曲江...
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