恣翁さん
のうた一覧
(カテゴリー:その他 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
志半ばの帰郷 明月の いつか照らさむ 錦飾るを
平成二十七年七月二十三日
24
京口 瓜洲は 一水を間て 鐘山...
もっと見る
朱楼開け 山より来たる俄雨 竹簾巻き上げ臥し眺めたり
平成二十七年七月十八日
11
海浪 雲の如く 去りて却た囘る ...
もっと見る
夕暮れの枝に 鎮もる魂のごと しがみ付きたる ゴマダラカミキリ
平成二十七年七月十七日
22
もっと見る
人去りて 雨音ばかり寒けれど やがて枯れぬる花今盛り
平成二十七年七月十六日
18
冷雨 焦陂に漲り 人去りて 陂...
もっと見る
碁に興じ 田舎暮らしに染みつれど 都思ふを如何にやはせむ
平成二十七年七月十二日
20
夜涼しくして笛を吹く 千山の月 ...
もっと見る
静やかな空気の中に 生き物のごとき音 立つる扇風機かな
平成二十七年七月十一日
21
もっと見る
花弁の散らばるに似て 淑やかに 水泡昇れり 音符のごとく
平成二十七年七月十日
19
もっと見る
鵲の橋を待つがに 立ち尽くす蓮華の遺香 付き纏ひけり
平成二十七年七月四日
16
別恨 深浦に抛ち 遺香 画橈を...
もっと見る
雨に煙り 歪な鏡に映るがに モスクの屋根の上に マスト揺る
平成二十七年六月二十六日
18
もっと見る
兇暴な食欲の的の肉塊ぞ 燃ゆる木のごと 脂肪爆ぜける
平成二十七年六月二十一日
14
もっと見る
水嵩の増えし川面の雨痕を スクリューの掻き 船尾灯消ゆ
平成二十七年六月二十日
14
もっと見る
朽ちし樹の 複雑な虚の陰影を 蛞蝓這ふに 淫靡を覚ゆ
平成二十七年六月十九日
11
もっと見る
広ごれる闇の 円蓋低く見せ 礼拝堂は胎内思はす
平成二十七年六月十七日
17
もっと見る
温室に入れば 椰子の重たげな葉に 熱帯の媚臭襲ひぬ
平成二十七年六月十六日
19
もっと見る
歌声を発し 干したる斗の酒の 朽ち木折るがに心を洗ふ
平成二十七年六月十四日
18
長歌忽ち発して 涙迸落し 一た...
もっと見る
スリッパを通した床の感触の 冷たく頭に沁み透りけり
平成二十七年六月十二日
15
題詠が苦手で、歌を送って下さっ...
もっと見る
蛇の目傘さして 芸者の酔を帯び 霏々たる雨に帰りゆくめり
平成二十七年六月九日
21
水楼に宴罷みて 燭光微かなり ...
もっと見る
見てごらん 出世侮る趣味人の 終に窮まり 暮れの津渉る
平成二十七年六月八日
18
但だ苦意を将て 層宙を摩せむとし...
もっと見る
未来への諦観感じ 捨て鉢な享楽主義に 走りたるかも
平成二十七年六月五日
16
もっと見る
薄暗き礼拝堂に漂へる光や 夢の続き楽しむ
平成二十七年六月四日
18
もっと見る
[1]
<<
30
|
31
|
32
|
33
|
34
|
35
|
36
|
37
|
38
|
39
|
40
>>
[58]