恣翁さん
のうた一覧
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太々し 斗桝のごとき老鼠 扉の開くとも 逃げむともせず
平成二十七年二月七日
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官倉の老鼠 大なること斗の如し ...
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西日射す庇に 夏の忘れ物 錆びし風鈴 寒々と在り
平成二十七年二月五日
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春の夢 暫し微睡み 江南の路 幾千里歩み尽くしつ
平成二十七年二月四日
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洞房 昨夜 春風起こり 遥かに...
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薄暗きドームの頂辺に 眠さうに 灯りは鈍き光投げたり
平成二十七年一月二十一日
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旅人よ 昔のことを問ふ莫れ 湖は城址に尽きて南下す
平成二十七年一月二十日
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凄然たる空に 失意の沈みぬれば 酒を呷りて往時夢見む
平成二十七年一月十五日
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雪意凄其として 心惘然たり 江...
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神の門に詣づる列は 日暮るれど 凍て雪に猶ほ先を急きたり
平成二十七年一月四日
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酒旗相望む 大堤の頭 堤下には...
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北野さんの牛の石像 撫でたれば 些と温もるや 冷たき肌
平成二十七年一月一日
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早朝に初詣を済ませて正解でした...
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をけら火を渡り 新年迎へむと 故郷遠くして除夜の鐘鳴る
平成二十六年十二月三十一日
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衰残 帰らむとして遂げず 寂寞...
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後ろから 睡魔のトンと蹴りつがに 立てし首のガクリと落ちぬ
平成二十六年十二月二十五日
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雲 山に連なり 故郷の方さへも知らず 旅愁に閉ざされにけり
平成二十六年十二月十九日
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亭々たる孤月 行く舟を照らし ...
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「オホホホホ」 愛想笑ひの店員は 変態的な傀儡思はす
平成二十六年十二月十七日
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霜降りて ぽっかり浮かぶ片割れの月に 夜明けの角笛響く
平成二十六年十二月十六日
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辺霜 昨夜 関楡を堕し 吹角 ...
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裂け目なき厚き氷を融かさむと 火打ち敲けど 発句得られず
平成二十六年十二月十一日
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天色寒くして青蒼たり 北風 枯...
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両手擦り 日射し喜ぶ冬の蝿 忽然飛びて窓に当たりつ
平成二十六年十二月八日
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窓を隔てて 偶ま見る 暄を負ふ蝿...
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おにぎりの米の一粒 誰か知らむ 農夫垂らしし汗の果実と
平成二十六年十二月五日
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禾を鋤して 日 午に当たる 汗...
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如何にぞや 農夫餓死する 世の中に 遊休の田の一つも無きに
平成二十六年十二月四日
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春に一粒の粟を種ゑ 秋に万顆の...
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秋の日の岩山ゆ 故郷を望めれど 融州の町見ゆるばかりぞ
平成二十六年十一月二十五日
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荒山 秋の日の午 独り上る 意...
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異形なる身や 他界への転生を図らむずがに 繭に隠れる
平成二十六年十一月二十日
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某歌人の方からいただいた歌にお...
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若者の里謡 交互に呼応して 真白き月に裏声を曳く
平成二十六年十一月十九日
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