恣翁さん
のうた一覧
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鵲の橋を待つがに 立ち尽くす蓮華の遺香 付き纏ひけり
平成二十七年七月四日
16
別恨 深浦に抛ち 遺香 画橈を...
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雨に煙り 歪な鏡に映るがに モスクの屋根の上に マスト揺る
平成二十七年六月二十六日
18
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兇暴な食欲の的の肉塊ぞ 燃ゆる木のごと 脂肪爆ぜける
平成二十七年六月二十一日
14
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水嵩の増えし川面の雨痕を スクリューの掻き 船尾灯消ゆ
平成二十七年六月二十日
14
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朽ちし樹の 複雑な虚の陰影を 蛞蝓這ふに 淫靡を覚ゆ
平成二十七年六月十九日
11
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広ごれる闇の 円蓋低く見せ 礼拝堂は胎内思はす
平成二十七年六月十七日
17
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温室に入れば 椰子の重たげな葉に 熱帯の媚臭襲ひぬ
平成二十七年六月十六日
19
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歌声を発し 干したる斗の酒の 朽ち木折るがに心を洗ふ
平成二十七年六月十四日
18
長歌忽ち発して 涙迸落し 一た...
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スリッパを通した床の感触の 冷たく頭に沁み透りけり
平成二十七年六月十二日
15
題詠が苦手で、歌を送って下さっ...
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蛇の目傘さして 芸者の酔を帯び 霏々たる雨に帰りゆくめり
平成二十七年六月九日
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水楼に宴罷みて 燭光微かなり ...
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見てごらん 出世侮る趣味人の 終に窮まり 暮れの津渉る
平成二十七年六月八日
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但だ苦意を将て 層宙を摩せむとし...
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未来への諦観感じ 捨て鉢な享楽主義に 走りたるかも
平成二十七年六月五日
16
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薄暗き礼拝堂に漂へる光や 夢の続き楽しむ
平成二十七年六月四日
18
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少年の老い易きも 吾おとなたらず 未だ襁褓のままのおとなぞ
平成二十七年五月二十九日
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種子吐けば 甘き香残る一対の桜桃に 喉癒やしたりけり
平成二十七年五月十九日
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散歩コースの一つである琵琶湖疏...
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カーテンに 芭蕉の緑透きて見え 午睡の後の梅酒 酸留む
平成二十七年五月十八日
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梅子 酸を留めて 歯牙を柔らかく...
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幼虫の亡骸に似し 長き灰落とし ゆっくり火を揉み消しつ
平成二十七年五月十七日
18
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眼病に勤めもできず 台の上に薬草乾せり 恥ぢ入りながら
平成二十七年五月十六日
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事無く 門 多く閉づ 偏へに知...
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銅版の景色のごとく 風船の はつ夏の空に青く光れり
平成二十七年五月十五日
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写経終へ 硯を池に洗ひせば 棲みたる魚の墨を呑ままし
平成二十七年五月十二日
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達人 禄位を軽んじ 居処 林泉...
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