恣翁さん
のうた一覧
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照り付くる きな臭き陽に 眼の前の白く光りて 気の遠退きぬ
平成二十七年八月十一日
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秣食む騒がしき音の 渦と化し 吾を呑み込みぬ 午睡の夢に
平成二十七年八月七日
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紅塵 席帽 烏靴の裏 想見す ...
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首筋ゆ 耳の付け根を伝はりて 丸鋸の悲鳴 髪を震はす
平成二十七年八月六日
14
舞さん。拍手をいただいたのに、...
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白蓮を偸かに採りし乙女子の 棹さす澪ぞ 浮き草に開く
平成二十七年八月四日
21
小娃 小艇を撑り 偸かに 白蓮...
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孫悟空 石すら産みし華果山よ いはむや 湫の濡つ陰をや
平成二十七年八月三日
15
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乾きたる白き舗道に 今吐きし唾の 黒く沁み込むばかり
平成二十七年八月一日
12
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桟竹透かし 差し込む乳色の月に 追わるる普請場の闇
平成二十七年七月三十一日
15
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淡紅の絹で織られし酸漿の 吊り下がるがに 海月浮遊す
平成二十七年七月三十日
20
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泡沫は 無常の風の慰みに ふと戻りけり 空気と水に
平成二十七年七月二十九日
24
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中天に月の移らひ 風吹くに 潜める則を人知らざらむ
平成二十七年七月二十七日
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月 天心に到る処 風 水面に来...
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志半ばの帰郷 明月の いつか照らさむ 錦飾るを
平成二十七年七月二十三日
24
京口 瓜洲は 一水を間て 鐘山...
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朱楼開け 山より来たる俄雨 竹簾巻き上げ臥し眺めたり
平成二十七年七月十八日
11
海浪 雲の如く 去りて却た囘る ...
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夕暮れの枝に 鎮もる魂のごと しがみ付きたる ゴマダラカミキリ
平成二十七年七月十七日
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人去りて 雨音ばかり寒けれど やがて枯れぬる花今盛り
平成二十七年七月十六日
18
冷雨 焦陂に漲り 人去りて 陂...
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碁に興じ 田舎暮らしに染みつれど 都思ふを如何にやはせむ
平成二十七年七月十二日
20
夜涼しくして笛を吹く 千山の月 ...
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静やかな空気の中に 生き物のごとき音 立つる扇風機かな
平成二十七年七月十一日
21
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花弁の散らばるに似て 淑やかに 水泡昇れり 音符のごとく
平成二十七年七月十日
19
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鵲の橋を待つがに 立ち尽くす蓮華の遺香 付き纏ひけり
平成二十七年七月四日
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別恨 深浦に抛ち 遺香 画橈を...
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雨に煙り 歪な鏡に映るがに モスクの屋根の上に マスト揺る
平成二十七年六月二十六日
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兇暴な食欲の的の肉塊ぞ 燃ゆる木のごと 脂肪爆ぜける
平成二十七年六月二十一日
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