恣翁さん
のうた一覧
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昭君の望郷の思ひ 玉と凝り 苔むす枝に梅花と化しけむ
平成二十七年十二月三十日
19
苔むす枝に玉を綴り ・・・・・...
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掌に止まるタテハの翅の息すがに 少女は展く 文庫の本を
平成二十七年十二月二十九日
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暖房の効きたる部屋に入る外気 柔らかき針 頬を刺しけり
平成二十七年十二月二十三日
13
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羽子板の羽二重の頬に 針刺しし幼心を懐かしみけり
平成二十七年十二月二十一日
12
羽子板の羽二重の頬 なつかしむ稚...
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稽古着の藍に 夕日のほんのりと色差し 面に紫に映ゆ
平成二十七年十二月二十日
19
本日の稽古納めで、稽古の相手を...
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シンシンと鳴る鉄瓶ゆ 魚のごと無表情に 白湯 湯飲みに注げり
平成二十七年十二月十九日
23
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緩みたる肌を張らせし冷気こそ 吸ひ込める肺 蘇生させけれ
平成二十七年十二月十九日
20
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撃鉄の空撃ちの音に 熾りたる炭火の灰の 崩れ落ちけり
平成二十七年十二月十三日
18
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鋤鍋に 糸蒟蒻ぞ 炎天の蚯蚓のごとく 焦げて残れる
平成二十七年十二月十二日
14
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溝溜めの底に あの夜の寒さこそ 捨てつる出刃と残りたるらめ
平成二十七年十二月九日
11
投げこんだ出刃と一所に あの寒さ...
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悠々と 鉈豆煙管を 五徳にし叩きて 老の灰を落としつ
平成二十七年十二月七日
13
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雨の中 後ろ姿を拝みけむ 道案内の媼の情に
平成二十七年十二月五日
18
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憾み消え 灰ならむずる能なしを 火鉢の縁の炭に見しかな
平成二十七年十二月四日
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すきま風に 炭の火勢の朱鷺色に 霜に染まりぬ 冬来たりなば
平成二十七年十二月二日
18
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眠りたる 稚き児を縊りたく 腕の疼ける この夕べかな
平成二十七年十二月一日
13
此の夕べ 可愛き小鳥やはやはと ...
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汚れたる手拭ひに似て 分譲の招きは 棹に縒れ纏はれり
平成二十七年十一月二十九日
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店内の鴨居に貼れる短冊の赤 目に染むる中華街かな
平成二十七年十一月二十九日
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軒下に垂れたる 白き暖簾より洩るる灯ぞ 糸雨照らしける
平成二十七年十一月二十五日
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薄霜を帯びたる濡れし軌条こそ バラスの群れの上に佇め
平成二十七年十一月二十三日
12
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右の手の人差し指と中指で 軽く交互に卓を叩けり
平成二十七年十一月十七日
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