恣翁さん
のうた一覧
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繭成すに 焚かるる蚕 虫を捕る外に無用の 蜘蛛にし如かず
平成二十八年五月十一日
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笑ふ可し 春蚕の 独り苦辛するを...
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苔の香の満ちたる森の下闇に 合掌したる 跪坐の僧形
平成二十八年五月七日
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故郷に 人絶ゆと聞くを 期せずして 残れる破屋に 炊煙立てり
平成二十八年五月三日
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白骨 縦横 乱麻に似たり 幾年...
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仰ぎ見れば 牡丹の花か 天井に 胡粉も紅も散り残るかな
平成二十八年五月二日
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當麻寺に行って来ました。牡丹は...
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何処かの森に 天人落ちてけむ 春の日中は しんとしながら
平成二十八年五月一日
14
天人が どこかの森に落ち...
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桑畑の 緑の靄を縫ふごとく TGVの鉄路続きたるかな
平成二十八年四月三十日
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バーゼル~パリを結ぶTGV(テ...
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鼈甲の 九と四の和たる十三の 片より成れば 櫛といふなり
平成二十八年四月二十九日
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旅枕 窶れて独り東風に佇ち 故郷の花 牡丹を見けり
平成二十八年四月十五日
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一たび 胡塵の漢関に入りてより ...
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焦燥るがに 酔ひに浮かるる花見客 山家の春は一時なれば
平成二十八年四月十四日
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ふざくがに 遠き踏み切り 横切れる真白き蝶や 恋を夢むる
平成二十八年四月十日
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昨日、今年初めて紋白蝶を見かけ...
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破れ垣の鴉 日暮れを告ぐる庭 主なけれど 桃に花咲く
平成二十八年四月六日
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小桃 主無きに 自づから花を開き...
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舟繋ぐ古き祠に 雲垂れて 花盛りの樹下 潮満つるを看る
平成二十八年四月三日
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春陰 野に垂れて草青々たり 時...
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咲まひたる桜に吸はれ 呼吸する海市のごとく 我消えぬべし
平成二十八年四月二日
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草を食む羊を 水面の白波と見しこそ 洋の謂はれなるらし
平成二十八年三月三十一日
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中空に揺るる海市は 幻術に浮く ガンダルヴァの神殿とかや
平成二十八年三月二十五日
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墓に身を屈め覗けば 花筒の腐りし水に 陽ぞ映りける
平成二十八年三月二十日
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欄に 月は花影上らせて 香尽き 余韻残す漏声
平成二十八年三月十九日
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金炉 香尽きて 漏声残し 翦々...
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春の夜に 洗ひ晒しの綿ネルのパジャマで 窓に片月を見る
平成二十八年三月十六日
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春の海に高殿揺れて 蛤の 竜宮の夢 海市となりけむ
平成二十八年三月十五日
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春風よ 梅だにあるを 同胞ゆ 戦の塵を吹き飛ばさなも
平成二十八年三月十三日
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東風 吹き落とす戦塵沙 夢に想...
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