恣翁さん
のうた一覧
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吸ひ止しの煙草の灰は 灯に白く光る畳の目に零れ落つ
平成二十八年二月二十日
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引き続き、学生時代の思ひ出を詠...
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陰気臭き学生下宿の古畳 煙草の焦げ跡 目立ちたりけり
平成二十八年二月二十日
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40年以上前の学生時代が、時々...
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洗ひたる葱の薫りや 鯉飼へる川端の水に流れ 染むらむ
平成二十八年二月十一日
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川端:集落を流れる水路とつながり...
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道端に 運動靴の片足の脱ぎ捨てられて 霜に凍てたり
平成二十八年二月十日
24
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走り出す電車に 冷たく光りたる 田毎の月のごとき窓かな
平成二十八年二月八日
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残業の帰り、最寄り駅から見える...
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肴の河豚に かぼすの香聞き 傾けし地酒の徳利 数を覚えず
平成二十八年二月六日
23
木曜日の宇部出張の帰りに、新山...
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立ち上がり 上着の襟を正せしが ズボンの膝の無残に膨る
平成二十八年二月一日
16
先週の金曜日阪急池田駅近くのか...
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朦朧と 闇に真白く 吐き出せる魂のごとくに 息彷徨へり
平成二十八年一月三十日
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黒塀の奥より高くカラカラと 格子の音の響きたりけり
平成二十八年一月二十六日
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鳥の羽根 打ちたるごとき梭の音を 慕ひて覗く手機工房
平成二十八年一月二十四日
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枕灯の芯細むれば 窓越しの森に映れる影も遠退く
平成二十八年一月二十二日
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松の薪燃えて 俄かに部屋中を 銅色に明く染めけり
平成二十八年一月十九日
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余りに寒いので、那須に居た頃借...
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自堕落な立膝の口に 咥へたる椿一輪 房楊枝かな
平成二十八年一月十八日
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房楊枝を使って歯磨きをする女性...
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鱒寿司を解けば 強き笹の葉の痼りて 輪っぱの縁に圧したり
平成二十八年一月十七日
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手盥の冷たき水に犇きて 寒蜆 闇にささめきつらむ
平成二十八年一月十六日
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噦りつつ 在郷の唄を口遊む女や 誰にいびられてけむ
平成二十八年一月十三日
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凩に 三味線の音のきれぎれに 妓の嬌笑の 夜を籠めて冴ゆ
平成二十八年一月十日
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御代はりの焼酎遅く 灰皿の吸殻ばかり堆きかな
平成二十八年一月七日
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綿のごと疲れながらも 寝苦しく 早鐘撞くがに 鼓動の聞こゆ
平成二十八年一月六日
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生臭き 修羅に憑かれし人間の魂 彷徨へり 海月となりて
平成二十八年一月三日
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