恣翁さん
のうた一覧
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活計の音 立てよ 運命に抗ひて 生命の絃を震はせながら
令和六年十月二十九日
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玉の緒よ 絶えなば絶えね ...
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瞼の裏にし 昼の色彩の痕ちらつける 長き夜かな
令和六年十月二十六日
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眼に映る空の蒼さを 朗らかに 乾きし風の吹き渡るなり
令和六年十月二十五日
7
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神さぶる杜に囲まれ 狭き空 映せる沼の密と鎮もる
令和六年十月二十二日
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手の甲を 額に思はず翳しけり 雲の隙間ゆ 低く陽射せば
令和六年十月十九日
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烏鳴く鎮守の森に 古杉ぞ 鉄の錆ぶがに枯れ残りたる
令和六年十月十四日
7
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髭剃りの刃の鋼色 鋭くも 鏡のうちに閃けるかな
令和六年十月十一日
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海月こそ 呑気なまでに漂へれ 辛き潮に噎せざらむかも
令和六年十月九日
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パンパンと 廂の先に仕切られし斎の庭に 拍手響く
令和六年九月三十日
8
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皺くちゃの手巾に 眼鏡を拭きながら 眼をば 過敏にしばたたかせり
令和六年九月二十八日
9
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風運ぶヴィオロンの音の 捨てつがに ぱったりと止む 秋の短か日
令和六年九月二十四日
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月見豆 枝付きのまま無造作に 笊に盛らるる青き秋かな
令和六年九月十九日
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錯落と列ぶ墓標に刻まれし 消えかかりたる死せし人の名
令和六年九月十三日
8
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夏惜しむ陽を射返して 黒々と 伽藍の甍 鱗のごとし
令和六年九月九日
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翳る日に 塵を払へる半ズボン 地息に尻の丸く湿れり
令和六年八月二十四日
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更けぬるを 暑気冷めやらで 夕去りの街のごとくに 未だ賑はへり
令和六年八月二十日
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コート・ダジュール
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図書館の 広き机の片隅を 照らせる窓の白き夏の陽
令和六年八月十八日
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帰りせば ゆかしからまし 故郷の 空気の色や土地の匂ひが
令和六年八月十七日
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仮寝より覚めて 披ける書の文字を 目に追ひながら聞く蝉の声
令和六年八月十一日
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暗闇に 繋がりながら 木霊こそ 心細げに消えてゆくなれ
令和六年八月四日
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