恣翁さん
のうた一覧
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雨に烟る午下の軒先 鮮やかな翠を見せたる釣り忍かな
令和五年六月六日
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無愧にしも身悶ゆるごと 鱗粉を 硯池の墨に散らす夜蛾はや
令和五年五月二十三日
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沛然と降りたる雨は 昂りて仰げる頬を快く打つ
令和五年五月二十日
11
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庇から滴り落つる雨垂れぞ 釣り忍の葉を頻りに叩く
令和五年五月十三日
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百姓の野良から帰る 美しき五月の夕に 楡芽吹きけり
令和五年五月二日
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奥まりし敷石路に しっとりと 枝垂らしたる若柳かな
令和五年四月二十七日
14
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春の日に 杭に繋がれ ゆらゆらと 眠げに揺るる矢切の渡船
令和五年四月二十三日
14
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寝穢き吾をなぶれるか 午後の陽の 障子を透す薄明りかな
令和五年四月十八日
14
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銀しゃりに 大根の葉のじゃこ炒め まぶして握るおむすびが好き
令和五年四月十五日
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東の空は仄かに白めるを 街は未だに昏く睡れり
令和五年四月二日
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春月や 静夜の色に淀みたる川ゆ聞こゆる酔漢の声
令和五年三月二十八日
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荼毘の火を前に 若葉の森深く 「祖先」と夜を明かしにけむか
令和五年三月二十五日
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パサパサと 隅の剝がれしポスターぞ 春の嵐に煽られて鳴る
令和五年三月十四日
12
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杉香る墓地に陽かげり 閼伽桶の白き山茶花 生けたるごとし
令和五年三月九日
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地の中を虫の穿てる音だにも 聞こゆばかりに静けきものを
令和五年三月四日
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何人かの方に拍手を頂いたのです...
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全うを蔑み 見栄や衒ひすら 斜に構へて 洒落と粋がる
令和五年二月十四日
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宵の口なるに 湯宿のしづもりて 夜にすっかり包まれぬらし
令和五年二月十一日
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黄昏の濃くなる部屋の四隅より 寒さのしんと拡ごらるなり
令和五年二月七日
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雲の孕む 名のみの春の白き月 我らを照らせ 労るごとく
令和五年二月五日
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雪の夜に ちりんちりんと急調な 仕舞ひ忘れし風鈴の音
令和五年一月二十四日
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