恣翁さん
のうた一覧
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分限者の 座敷童に見放され 茸の毒に 家の跡絶えぬ
平成二十八年十月三十日
18
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人魚食み 八百歳経れど 眉目の良き白比丘尼やは 幸ひなりけむ
平成二十八年十月二十六日
18
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柄杓もて汲みし月影 湛ふがに 宵の暗きに 舷白し
平成二十八年十月二十四日
20
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濡れそぼち 着替へし後も冷えし吾や 震える 髭なき 秋の虫ならむ
平成二十八年十月十七日
19
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参道の夜店も閉まり 人の絶え 寒さばかりぞ 歩きたるらし
平成二十八年十月十六日
24
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残り酒 意地汚くも飲み干して 酔ひ潰れたる秋祭りかな
平成二十八年十月十二日
24
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径埋む松葉の挿頭に 松茸の香の仄立ちて 露結ぶらし
平成二十八年十月十日
21
枯卉もて泥を掀ぬれば 蘚気陽にし...
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陽を吸ひて 居眠りすがに垂るる穂の 稲の甘き香 耳を包みぬ
平成二十八年十月十日
15
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行人の 初雁が音を 三更の雨にし聞かば 腸を断つべし
平成二十八年十月九日
13
落葉 蕭々 江水長く 故園 帰...
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ひそひそと 門に聞こゆる跫音は 独り寝る夜の 秋の声かも
平成二十八年十月八日
16
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未だ蒼き 野分きに散りし銀杏葉を 掃ければ 秋の薫り立ちけり
平成二十八年十月六日
27
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栃の実を翳せば 木目に 薄紅葉の影を映して 優しく鳴りき
平成二十八年九月十九日
19
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窓押せば 吾を拝すがに揺るる竹の 風声 山鬼の涙ゆ苦し
平成二十八年九月十九日
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山鬼 雨を帯びて啼き 飢鼯 燈...
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リスボンの木陰に身寄せ 長月の 醸造したてのワイン味はう
平成二十八年九月十八日
20
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ジャングルの極彩色や 地の果てに爆ぜし断片 翡翠ならむか
平成二十八年九月五日
17
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よく冷えし梨の実の皮 氷の珠を削り出すがに 小器用に剥く
平成二十八年九月一日
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短歌を送って下さった大先輩にお...
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午睡より覚めて 渇くに 真桑瓜齧れば 冷たき水晶のごとし
平成二十八年八月二十九日
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甘瓜の別種 碧団圝 錯りて 花...
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黍稈を薙ぐがに 卒塔婆朽ち折れて 野晒しと紛ふ 入相なれば
平成二十八年八月二十八日
19
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街道に続ける 蝉の鳴く並木 過れば 眉さへ 碧く染むらむ
平成二十八年八月二十七日
21
到る処の陂塘 決々として流れ ...
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唐土の秋こそ 虎の嘯けば 風の生じて 立つを知るなれ
平成二十八年八月二十六日
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