恣翁さん
のうた一覧
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未だ蒼き 野分きに散りし銀杏葉を 掃ければ 秋の薫り立ちけり
平成二十八年十月六日
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栃の実を翳せば 木目に 薄紅葉の影を映して 優しく鳴りき
平成二十八年九月十九日
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窓押せば 吾を拝すがに揺るる竹の 風声 山鬼の涙ゆ苦し
平成二十八年九月十九日
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山鬼 雨を帯びて啼き 飢鼯 燈...
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リスボンの木陰に身寄せ 長月の 醸造したてのワイン味はう
平成二十八年九月十八日
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ジャングルの極彩色や 地の果てに爆ぜし断片 翡翠ならむか
平成二十八年九月五日
17
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よく冷えし梨の実の皮 氷の珠を削り出すがに 小器用に剥く
平成二十八年九月一日
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短歌を送って下さった大先輩にお...
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午睡より覚めて 渇くに 真桑瓜齧れば 冷たき水晶のごとし
平成二十八年八月二十九日
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甘瓜の別種 碧団圝 錯りて 花...
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黍稈を薙ぐがに 卒塔婆朽ち折れて 野晒しと紛ふ 入相なれば
平成二十八年八月二十八日
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街道に続ける 蝉の鳴く並木 過れば 眉さへ 碧く染むらむ
平成二十八年八月二十七日
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到る処の陂塘 決々として流れ ...
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唐土の秋こそ 虎の嘯けば 風の生じて 立つを知るなれ
平成二十八年八月二十六日
15
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餌に飽きて 帆柱の下 項垂るる犬や 髀肉を託ちたるらむ
平成二十八年八月二十五日
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秋水 蘆花 一片の明 鷹隼と同...
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溝川の蘆の青葉に 揺らぎたる夕陽に向かひ 煙草を吹かす
平成二十八年八月十四日
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唯々として 元に仕ふる吾に 岳飛 草生す墓ゆ 如何にか告ぐらむ
平成二十八年八月七日
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鄂王の墳上 草離々たり 秋日荒...
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君語る 水滸の戦 酣に 快西風の一雨のごとし
平成二十八年八月二日
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・・・・・ 後来 水滸を読み ...
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心太 涼みの水ゆ打ち出でて 細き澪筋 酢に浮かれたり
平成二十八年八月一日
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香を焚き 薄暮れに 雨乞へれども 雨も 徴税厭ふを知るべし
平成二十八年八月一日
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五風十雨 亦た褒と為る 薄夜 ...
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掘り出せし 蝕まれたる戈の刃の 青き錆び痕 将の血なるらむ
平成二十八年七月三十日
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・・・・・ 夜来 豆を芟りて戈...
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居庸関 鋳鉄の門 空に聳え 開扉の朝に 虎豹臥すなり
平成二十八年七月二十六日
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居庸関 山 蒼々たり 関南 暑...
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始まらむ 夜の仕事の呪ひに ネブタ流すなり 居眠らぬがね
平成二十八年七月十九日
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客帰り 空しき部屋に 酒尽きて 夜風入るれば 月ぞ訪ひける
平成二十八年七月十七日
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酒闌き 客散じて 小室空し 旋...
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