恣翁さん
のうた一覧
(カテゴリー:その他 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
足下に 青き潮の ヒタヒタと 呟けりがに満ち来たるかな
平成二十八年十二月九日
17
もっと見る
刈りばねに 車軸の軋み 客跳ねて 轍の石の悲鳴聴きたり
平成二十八年十二月六日
16
沙礫 途に当たりて太だ平らかなら...
もっと見る
逃がれえぬ死を受け容れて 現在をのみ 押し只管に 生き切りつべし
平成二十八年十二月五日
26
もっと見る
巧妙に 手で 印結ぶ弥勒仏 「俺の話を聴け」と迫れり
平成二十八年十二月四日
15
もっと見る
一陣の風に 豆幹 音立てて 野中の径を転がり去りぬ
平成二十八年十二月三日
24
もっと見る
夜回りの拍子木の音に 驚きて 淡く覚めぬる 獄中の夢
平成二十八年十二月一日
18
夜拆 驚呼して 夢亦た便く 昼...
もっと見る
夢むがに 淡く掠れて 仄白き丹の大鳥居 慕はしきかな
平成二十八年十一月二十四日
15
もっと見る
集めたる楓の落ち葉 焚き残り さらさらと 灰しめやかならし
平成二十八年十一月二十三日
23
もっと見る
喚く子を モンスケ婆の来つべしと 窘むらめや 風騒ぐとも
平成二十八年十一月二十二日
21
もっと見る
法堂に続く 障子の回廊を 澄みし共鳴 響き渡るなり
平成二十八年十一月二十一日
18
もっと見る
朧げな 疲労の重心 心做し 末梢神経系に移れり
平成二十八年十一月十七日
19
もっと見る
稲荷社に祭れる 食を司る御饌津神 狐の縁なりけむ
平成二十八年十一月十三日
14
もっと見る
南向く廂の間へと 床移し 冬の日差しを一人占めせむ
平成二十八年十一月十三日
25
老態 年来 日々に添ひ 黒花 ...
もっと見る
形稽古に汗ばむ肌ぞ 心地良き 天井高く 精気盈つれば
平成二十八年十一月十二日
18
もっと見る
稲刈りの務めを終へて 田の神の 山帰らるる十日夜かな
平成二十八年十一月十一日
23
十日夜:旧暦の10月10日の夜に...
もっと見る
張り詰めし空気を破り 響きたる 低き読経ぞ 屈折のなき
平成二十八年十一月六日
26
もっと見る
日溜まりに 乱れし髪を梳り 詠み損ねつる詩を直し居り
平成二十八年十一月一日
22
・・・・・ 暄を負ひて 敗髪を...
もっと見る
重ねたる調べの中に 高みへの憧れ秘めて 蒼穹を指す
平成二十八年十月三十一日
25
もっと見る
終の陽の紅に 風車を回す風 旅衣冷やし 秋を知らしむ
平成二十八年十月三十日
21
デンマークの観光写真から、イメ...
もっと見る
休日の引き込み線に ひっそりと停まれる貨車や 無聊載すらむ
平成二十八年十月三十日
21
もっと見る
[1]
<<
21
|
22
|
23
|
24
|
25
|
26
|
27
|
28
|
29
|
30
|
31
>>
[59]