恣翁さん
のうた一覧
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初秋の 高き空気の澄めばこそ 浮き立つほどに碧明るけれ
令和六年九月五日
15
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生温き風や 遠くの雷鳴と 雨の匂ひを運びたるらむ
令和六年八月二十五日
10
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鳴く虫の幽き調べ 露を置く朝の風を偲はするかも
令和六年八月十五日
10
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淀みたる 部屋の空気を震はせて 煎り付くやうに鳴く油蝉
令和六年八月十日
17
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玄関の銀木犀よ 立つ秋に 花と香りを覚ましてもがも
令和六年八月八日
8
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熊笹の生ひ重なれば 山道を通るに 音を立てでおくまじ
令和六年八月六日
11
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ぎらぎらと 大暑の陽しは照り返し 往く人絶ゆる道涸れぬらし
令和六年七月二十三日
12
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波さへも音なき上気月夜にや 海底の珊瑚 毒を吐くらむ
令和六年七月二十日
8
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ゆく夏を偸むがに咲くサギスゲぞ 風に 密かに揺れて乏しき
令和六年七月二日
17
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立て切りし障子の玻璃ゆ 細長く 雨の糸しぞ 白く光れる
令和六年六月二十九日
12
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池の面や 風を孕まぬ夜の影に圧されて伸すに 瀕死なるらむ
令和六年六月二十七日
9
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鴨川の岸の柳は 霞みたる東山背に 煙るがに見ゆ
令和六年六月二十三日
16
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条々と 垂るる柳を欄に 吹き込むまでに降る繁吹き雨
令和六年六月十八日
11
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野茨の花弁はひそと波打ちて 余光に香こそ 吸われ消ゆなれ
令和六年五月二日
15
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草の上に腰を下ろせば 春の陽の 根にさへ籠る熱き思ほゆ
令和六年四月三十日
13
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永き日を ひとしほ永くする虻の羽音 空しく春風に消ゆ
令和六年四月二十八日
10
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嘴に泥を含みて 忙しげに 軒を出入りせるつばくらめ
令和六年四月二十一日
19
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しめやかに 春を潤す花の雨 夜目を掠めて ひそかに降れり
令和六年四月十六日
15
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花散るを 憂しとのみやは思ふべき 散れこそ咲かめ 季の来ぬれば
令和六年四月十四日
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柔らかく芽吹ける桑の 青み差す樹皮に 霧こそ珠を結べれ
令和六年四月九日
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