恣翁さん
のうた一覧
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晦日に 術なき父を 忍び笑ふ母子知らめやも 呻吟へる内を
平成二十八年十二月三十一日
19
年々 此の夕 吟呻に費やす 児...
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海風に背中を押され揺れながら(秋日好) 初孫を抱き守り唄咏ず(恣翁)
平成二十八年十月二日
20
LA在住の次男夫婦に長女が産ま...
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動かざる窓の灯に 読む家信にや 今宵 夜業の老父母夢みむ
平成二十八年九月十三日
13
枕に倚り 午夜の砧を愁へて聴くに...
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黄に染まる麦 忙しげに刈る老を 傍に扶くる童愛しも
平成二十八年六月四日
16
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履物の 浮世の波に漂へる雑魚のごとくに 脱ぎ捨ててあり
平成二十八年一月二十九日
24
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細棹の塵を払ひて 音締めをし 忍ぶ恋路や 爪弾きてみむ
平成二十八年一月二十三日
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義父が亡くなってから、三男が常...
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姑の 終に危篤と聞きしより 枕辺の花 水替へてやる
平成二十七年十二月十一日
15
病人は イヨイヨ駄目と聞いたので...
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寒山寺 遊山の約の果たされで 半夜の鐘を独り聴くかな
平成二十七年十一月五日
19
楓葉蕭条として 水駅空し 離居...
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船泊てる楓橋に届く鐘の音に 家を思ひて頭起こせり
平成二十七年十一月二日
16
烏啼く霜月 夜寥々 首を回らせ...
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定めなく柳絮舞へるに 惜別の人を 如何でか垂糸繋がむ
平成二十七年四月十一日
18
灞岸 晴れ来たりて送別頻り 相...
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桑園の方ゆ 一羽の雄鶏に連れられ 数羽庭に列為す
平成二十六年三月二十三日
18
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日落つれど 暗き板間を灯さずて 薪燃やせる長き冬の夜
平成二十六年一月十一日
17
那須で家族一緒に暮らしていた頃...
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暮れに義母の入院しつれば おせちなく めでたさ半ばのお正月かな
平成二十六年一月一日
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旧年末に義母が転んで、大腿骨骨...
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帰らむと言ひつつ 未だ帰らざる故郷を せめて一夜夢見む
平成二十五年十二月二十四日
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故国の山水 清暉多し 帰らむと...
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子は街に出で稼げるを 案山子立て やむなく畑を見張らせむかし
平成二十五年九月十五日
17
痩牛は病み喘ぎて 桑間に餓ゑ ...
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指を折り 連休迄の日を数ふ 三月ぶりなり 妻子と逢ふは
平成二十五年四月二十四日
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舞ひ落つる名残の花に目もくれず 山の向かふに故郷を望めり
平成二十五年四月四日
30
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寝ねがてに 久方振りの雨を聴き 思ひ馳せたり 故郷の家族に
平成二十四年九月三日
22
土曜日から日曜日にかけての夜雨...
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夜の浜に 藻塩の草で蒸し焼きし 月夜の蟹を 殻ごと食めり
平成二十四年八月二十六日
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ツーリングで一緒に来た三男と、...
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梔子の咲ける中庭 鶏の鳴き 嫁笠を手に姑を追ふ
平成二十四年六月二十一日
17
雨裏 鶏鳴 一両家 竹渓 村路...
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