恣翁さん
のうた一覧
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夜の更けて 家路を急ぐ水夫の唄の 尽きせぬうちに 舟漕がれ去る
平成二十七年六月二十三日
23
夜深くして 江月 清輝を弄し ...
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直接のかかわり絶ちし東京を 颯爽と行く 吾は異邦人
平成二十七年六月十三日
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応へずて 指の煙草の火を見つめ 同意せざるを仄めかしけり
平成二十七年六月六日
25
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アスファルトに砕くる 冷たき雨脚を 見つめていれば 迷ひ消えけり
平成二十七年五月十三日
24
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草臥れて 身を放るがに腰下ろし 卓の麦酒を一息に飲む
平成二十七年三月二十六日
21
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収税吏 蓬莱への路知らませば 他年紫芝だに 税を課すべし
平成二十七年三月十日
13
渤澥の声中 小堤漲る 官家の知...
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書き終へし辞表に 溜息一つ吐き 冷めし番茶をぐいと飲み干す
平成二十七年二月十六日
21
17年に渡る単身赴任生活に終止...
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猟官を諦め 繋がで 蘆花生せる浅瀬に漂ふ 我は釣船
平成二十六年八月三十一日
12
釣を罷め 帰り来たりて船を繋がず...
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脳幹に 蜂の唸りを感じつつ 影で歩道を汚して歩く
平成二十六年七月八日
16
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窓ゆ入る湿っぽき風 旅人に 未だ回ぬ土地の空気知らしむ
平成二十六年六月二十七日
15
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海の 影の領分の中ゆ沖へ出る漁船は 日向に淡く染まれり
平成二十五年十一月二十五日
15
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立ち籠めし靄の奥から 其処此処に響く 漁船のエンジンの音
平成二十五年十一月二十二日
19
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徹夜明けの眼を細めたる面にし 射しにけるかな 朝日の直に
平成二十五年八月六日
20
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平生の耳だにあるを せせらぎの 今朝こそ咽び 聞くに忍びね
平成二十五年七月二十三日
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早に入る 商山 百里の雲 藍渓...
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撥ね釣瓶 真菰の影を落としたる野井戸ゆ 水を田に灌ぎけり
平成二十五年七月十日
38
桜園さん、すみません。 影...
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窓際の机に凭れ 遠雷を 閑持て余し 聴ける此の朝
平成二十五年七月三日
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点々軽花堕緑盃 翩々蠃馬犯黄埃...
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眉顰め 噂話に興じたる女と 目の合ひ 慌て逸らしつ
平成二十五年六月二十六日
31
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布晒す女や 水面に映りたる海棠帯ぶる魚を知らざる
平成二十五年四月十五日
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春は風景をして 仙霞を駐めしめ ...
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閑林に 斧の響きを谺させ 得たる薪を酒に換へてむ
平成二十五年二月二十一日
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崖路朝踏紫嵐攀 澗橋夜担明月還...
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両の手を 頭の後ろに組みながら 顰めっ面で歩き回れり
平成二十五年二月二十日
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自分では気がついていませんでし...
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