恣翁さん
のうた一覧
(カテゴリー:挽歌 並び替え:新着順)
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青芒 引き止めむと 我が袖に絡めや 霧に踏み惑ひぬる
平成三十年六月十一日
19
可愛い娘を遺して、他界された鵺...
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春雨の音の絶え遣らで 爆ぜにける篝火に 花影揺らめけるかも
平成三十年四月二日
13
四十九日法要に集まった家族で、...
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御供へのでこポン喰らふか 母泣かせ 障子仄かに 小春日の影
平成三十年四月一日
13
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臍を曲げ 窓の雨垂れ 投げ遣りに黙し見る子の 涙を誘ふ
平成三十年三月三十一日
14
ホームビデオに遺された、長男の...
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忽ちに 春未だ浅き日の暮れて 闇の沁みなむ奥を訪はまし
平成三十年三月十五日
20
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降るほどの銀杏黄葉に ぽつねんと 取り残さるがに 地蔵の御座す
平成三十年三月四日
21
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汁粥の煮えて 泡の滾つがに 不憫の念の込み上ぐるかな
平成三十年三月三日
22
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痛嘆の極みなるかな 何も為せで 急ぎ逝きつる子の懐 思へば
平成三十年二月二十二日
28
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街燈の陰に隠りて 初冬の時雨に 覚えず 嗚咽洩らしぬ
平成二十九年十一月十二日
20
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奥の間ゆ 黄泉路踏み分くる 亡き人の声聞かませば 悲しからまし
平成二十九年八月九日
20
猿丸太夫、寡婦となりぬる女を哀...
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梅の実を弄りたる影 一条の 燻れる香に偲び 雨聴く
平成二十九年五月十一日
16
・・・・・ 梅を小院に翫びたる...
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糸を引く米 腐れるに捨ててけむ寿司 酒好きの亡父に送りしを
平成二十九年三月十九日
14
鮒寿司にちなむ亡父の思い出を詠...
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秋風に 荒れし奥津城尋ね往き 君の好みし酒手向けけり
平成二十八年八月十五日
18
・・・・・ 昆虫 未だ蟄らざる...
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縁のなき畳の青き本堂に 蝋燭を上げ 掌を合はせたり
平成二十八年五月十五日
16
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春の夜の 電柱に降る霧雨に 君の死顔 思ひ出しをり
平成二十八年四月十三日
25
夜雨に、一昨年の春に亡くなった...
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五年経て 別れし場所に至れるを 岸辺の春に 君早逝きぬ
平成二十八年三月五日
30
憶ふ昨 故人と 湘江の岸頭に別...
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しゃがむ吾と 見守る父の目交ひの砂浜 辷る猛禽の影
平成二十七年八月十六日
22
お盆にちなんで、幼き日の海水浴...
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虫の音の途絶えて 暗き仏壇に 燭は蛾の翅に似て揺れにけり
平成二十七年八月八日
26
8月8日は立秋に当たると思うの...
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生きるとは 己以外の人達の死を 見送ると見つけたりけり
平成二十七年五月二十六日
22
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菜ばかりが膳に充つれど 「青物は好きよ」 と言ひし君身罷りぬ
平成二十六年十二月九日
15
謝公最少偏憐女 自嫁黔婁百事乖...
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