恣翁さん
のうた一覧
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夜の更けて 冷たき鬼火 絡む根に 吾に語るがに 青く光れり
平成二十八年八月六日
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・・・・・ 長藤 渓翠を羅す ...
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真っ黒な蛇の形に 己が影 幹に這はせる松並木かな
平成二十八年七月三十一日
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炎熱に倦み 脳髄は 蜜蝋のごとくに融けて 漿と化しにき
平成二十八年七月二十九日
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葉洩れ日の 雨と降れこそ 蝉時雨 木の下闇に滝と紛ふらめ
平成二十八年七月二十三日
20
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咲き出でて 御寺の庭を焼き尽くす カンナの赤は 劫火思はす
平成二十八年七月二十一日
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火の如きカンナの花の 咲き出づ...
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欄ゆ臨める水に 月映り 蓮咲きたり 夢見るごとく
平成二十八年七月二十日
14
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夕暮れの近づく軒に 仰ぎ見る 焼け残りたる百日紅かな
平成二十八年七月十八日
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釣り鉤に似る新月に 舞ひ降るる雪の精こそ 梔子花なるらめ
平成二十八年七月七日
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雪魄の氷花 涼気清らかなりて ...
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日盛りに 青く光りて 前庭の松葉牡丹に 蜥蜴潜むも
平成二十八年七月四日
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水底に 間近に見けり 去年の秋積もりし落ち葉 這へる蠑螈を
平成二十八年七月三日
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土日、清里で行われた、以前勤務...
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軒に伸び 落ちたる星の掛かるがに 蔓に花置く 凌霄花
平成二十八年六月三十日
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前方の天を 支ふるごとく在る 黒き山の背 山頂に対す
平成二十八年六月二十六日
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空白み 輝き失ふ星二つ 栂の梢に懸かりたるかな
平成二十八年六月二十六日
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音立てで 屋根打つ雨滴 庇越しの森の翠に 暗く染みけり
平成二十八年六月二十五日
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湿っぽきカーテン 重く揺らしては 廊下に響く ガジュマルのさやぎ
平成二十八年六月二十二日
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急雨 蕭々 晩涼を作し 臥して...
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鎮守社の石段に 散りし病葉の一つ一つぞ 蟹に見えける
平成二十八年六月二十一日
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欄に凭り 目交ひを降る雨に 独り聞きけり 山鶉鳴くを
平成二十八年六月十九日
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危峰 高く瞰る 楚江の干 ・・...
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露深く 草色に染まる靴先に 青芒こそ 影を沁むらし
平成二十八年六月十一日
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蒼き月に濡れたる靄を 纏ひたる松 海松冠り 這ふ蟹のごとし
平成二十八年六月九日
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山陰に 生ひ茂りたる根笹分け 角ぐむ蘆に 石楠花覗く
平成二十八年六月六日
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