恣翁さん
のうた一覧
(カテゴリー:その他 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
初冬の 陽の当たりたる壁の上に 残りし蠅の 眼に留まりけり
平成二十九年十二月三日
20
もっと見る
夜の半ば 初音吹くかも 明けぬれば 海人小舟茹で ツナで鱁鮧
平成二十九年十一月二十八日
16
鎌倉右大臣、会津に年立たるるに...
もっと見る
切れ切れな 透かし模様の 荒びし絽に 羽衣片しの火取蛾寝なむ
平成二十九年十一月二十四日
23
片翅の火取蛾を見付け給ひし後京...
もっと見る
緑青ゆ古びし色の湖や 心臓をすら 凍えさせなむ
平成二十九年十一月十九日
21
もっと見る
溜まるのを耐へに耐へし後 流しけり 忍びせば 今宵尿漏らさまし
平成二十九年十一月十八日
12
式子内親王、定家との逢瀬に尿意...
もっと見る
斑染めに 露も惑はで寝間着にと 端切れに裁ちたる 萩の花摺り
平成二十九年十一月十一日
18
寂蓮法師、後鳥羽上皇の寵姫 修...
もっと見る
精巧な仮面なれこそ 一抹の薄気味悪さ 付き纏ふらめ
平成二十九年十一月十一日
22
舞踏会の仮面をモチーフに詠みま...
もっと見る
嘆きつつ 月日経りし者忘るとも 過去世継がへる 我が阿弥陀かな
平成二十九年十一月十一日
20
西行法師、老いたれば物忘れの甚...
もっと見る
世に縋らもがとふ心も 投げ遣りな姉や 暇にさへ 連れ無かりけり
平成二十九年十一月九日
13
俊恵法師、困じ果て 世に縋らも...
もっと見る
何処にか帰る 扁舟 棹をさす先は江南 黄葉の中
平成二十九年十一月六日
20
野水 参差として 落漲の痕 疎...
もっと見る
一団の 忽ち分かれ 球に集ひ 水銀のごとく転び進めり
平成二十九年十一月五日
15
もっと見る
世の中よ 道し無きかも 沖りたる山の尾行くに 其が無くなりぬ
平成二十九年十一月五日
19
皇太后宮大夫俊成、その上 憂き...
もっと見る
重く病み さても命はあるものを 浮くに堪えねば 南無阿弥陀仏
平成二十九年十一月四日
14
道因法師、身に重き病を受けぬる...
もっと見る
陰にキス 泣きたる方を眺むれば 爛るるまでに 杯ぞ残れる
平成二十九年十月二十九日
14
後徳大寺左大臣、平清盛に疎まれ...
もっと見る
己が絡む心知りぬがに 黒衣の 身だれて 今朝はものをこそ思へ
平成二十九年十月二十七日
17
待賢門院堀川、主たる藤原璋子 ...
もっと見る
時雨聞き 旅居の杯を重ねつつ 酢牡蠣に 箸を休めけるかな
平成二十九年十月十九日
16
もっと見る
世をば已めと 父に急かされ 猛き顔の我 世も末に似合はむと思ふ
平成二十九年十月十六日
13
崇徳院、父たる鳥羽上皇に譲位を...
もっと見る
鱈の腹 掻き出して見れば 久方の雲子 名に負ふ白き菊腸
平成二十九年十月十四日
18
藤原忠通公、陸奥の魚町にて捌き...
もっと見る
立ち上がり 体をうんと伸ばしながら 欠びし猫ぞ 闇に消えつる
平成二十九年十月十三日
23
某歌人さんにお送りしました。
もっと見る
似合はねば 流行り真似たる端女の 厨の味見頻りなりとは
平成二十九年十月十二日
15
顰みに效ひて 主婦の長裳を曳き ...
もっと見る
[1]
<<
13
|
14
|
15
|
16
|
17
|
18
|
19
|
20
|
21
|
22
|
23
>>
[58]