恣翁さん
のうた一覧
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舟歌に 秋風起きて 雨音に 真菰や蒲のざわめき混ざる
平成二十八年九月十八日
24
千里の長江 浦月明らかなり 星...
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肩口に 秋ぞ染むなる 叢薄 風立つままに打ち靡けるに
平成二十八年九月十七日
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棉の実の 桃吹く頃の夕月夜 目に見えて つと可憐になめり
平成二十八年九月十三日
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カリフォルニア州サンホワキン・...
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細波を広ぐる風に 漁り火の 星屑のごとく砕けて 散りぬ
平成二十八年八月三十一日
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月黒くして 漁燈を見る 孤光 ...
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蘆の穂の白きに 蓼も褪するまで 入り日の紅く 蜩の鳴く
平成二十八年八月二十三日
15
断岸 蘆は白きを抽き 斜陽 蓼...
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落日の名残りか 赤きガンジスの雲 帆柱に巻き付けるかな
平成二十八年八月二十二日
17
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引き明けに 露を宿して 初秋は 竹似草だに 艶に見すらし
平成二十八年八月二十一日
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一面の 群立つ芒 秋声を囁き合ふがに 風に靡けり
平成二十八年八月十九日
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埠頭渡る風のみ 夏を留むれど マストに 秋気 既に漂ふ
平成二十八年八月十八日
17
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ぱらぱらと 鱗のごとく 月影の 木の間を洩れて 椽に落ちたり
平成二十八年八月十七日
23
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城を抱く堤の橋に 月は寄り 湖水受け止め 塔ぞ聳ける
平成二十八年八月十一日
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落日 松陵の道 堤長くして 城...
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目に沁むる汗に 喘げる息さへも 舌に辛くて 赤く燃えたり
平成二十八年八月十日
21
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偸盗の心の色に 東雲を染めて 木末に 月傾きぬ
平成二十八年八月九日
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夏木立ヒッソリとして ぬす人の...
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楊 昼の暑さに 巻きし葉を垂らし 夕べに 一息吐けり
平成二十八年八月七日
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檜皮葺く棟の鰹木 暗きまで 森の緑に包まれにけり
平成二十八年八月六日
14
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夜の更けて 冷たき鬼火 絡む根に 吾に語るがに 青く光れり
平成二十八年八月六日
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・・・・・ 長藤 渓翠を羅す ...
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真っ黒な蛇の形に 己が影 幹に這はせる松並木かな
平成二十八年七月三十一日
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炎熱に倦み 脳髄は 蜜蝋のごとくに融けて 漿と化しにき
平成二十八年七月二十九日
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葉洩れ日の 雨と降れこそ 蝉時雨 木の下闇に滝と紛ふらめ
平成二十八年七月二十三日
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咲き出でて 御寺の庭を焼き尽くす カンナの赤は 劫火思はす
平成二十八年七月二十一日
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火の如きカンナの花の 咲き出づ...
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