恣翁さん
のうた一覧
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喙を噤めるままに 郭公の 水呑みたげに 空見上げけり
平成二十九年八月二十日
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歌をお送りいただいた某歌人さん...
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尾根を越え シャツもパンツも染めつなる インディゴブルーの風の吹きたり
平成二十九年八月十五日
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過ぎむずる 身を焼きし季を惜しむがに 鶏頭 空しく血を吐けるかな
平成二十九年八月十三日
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暁の 見渡す限りの水芙蓉 なだらかに 蕾解けたりけり
平成二十九年八月十日
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日盛りは 「暑さ酷し」と漏らせるも 秋立てば 宵に蟋蟀の鳴く
平成二十九年八月七日
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穂の烟り 風に吹かるる小糠草 何しか睨む 実に憐れにも
平成二十九年七月二十六日
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滑らかに 濡れて光れる翡翠ぞ 青かる魚し 突き進むめる
平成二十九年七月二十五日
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霖雨の 漸く上がり 待ち侘びし陽射しは 殊に煌きためり
平成二十九年七月二十三日
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陽氷は、陰暦六月の異名だそうで...
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遠雷を交へ 涼風 夕立ちを呼び 青桐ぞ鳴らし初めぬる
平成二十九年七月十六日
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針の束の 辺りを カチカチ鳴らすがに降り注ぎける 陽の光かな
平成二十九年七月十四日
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傾ける屋根から屋根へ 風流れ 狭間の空気 薄青く見ゆ
平成二十九年七月十一日
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一頻り 驟雨の過ぎて 城跡の草に眩しく 日影落せり
平成二十九年七月九日
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夕立ちの過ぎて 名残りの白玉に映る月影 零れて消えぬ
平成二十九年七月九日
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銀漢は 冷たく冱えて 水晶の小さき炎の 群れて燃ゆめり
平成二十九年七月七日
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夕立ちの名残りの滴 松陰の 柔き土にぞ 沁み入りにける
平成二十九年七月三日
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やれ土竜 末枯るるや どの草筵 緋とだに見えぬ秋萩なりけり
平成二十九年六月三十日
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恵慶法師、荒びたる宿に「末枯る...
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苔濡らす霧 吸ひ上ぐる水音を 蟻の子と聴く羊歯の森かな
平成二十九年六月二十五日
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車窓より 数多の針の並ぶがに光りて 見ゆる初夏の海
平成二十九年六月二十五日
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寝言をし独り言つがに 河骨は 葉を艶めかせ 夢見たるかも
平成二十九年六月十一日
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ハシドイの 白き花房 石築地越えて 群がり咲く季となりぬ
平成二十九年六月十一日
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パリの6月
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