恣翁さん
のうた一覧
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数珠を揉む 清かな響き緩やかに 夜籠る堂に 厳かに冴ゆ
平成三十年一月十七日
15
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消え残る吊り灯籠は 夢醒めて 風睡れるを 寒気立つなり
平成三十年一月十六日
19
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暮れやすき冬の日 入るに 力なき光薄れて 泊まり煙れり
平成三十年一月十二日
19
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炉辺に坐し することの無き 老いし身の 風の音ばかり 転た聴きたり
平成三十年一月五日
21
家々の績火 夜深の明 処々の新...
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墨染の夕べの湖辺に 白菊を手に 少年の 永久に佇む
平成二十九年十二月三十日
16
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来し方を捨て 暗みゆく浪の上に 「ごめ」こそ 白く暮れ残りけれ
平成二十九年十二月十七日
15
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火点せば 人も羨む綾絹も 羊毛ゆゑに 諸臭ふにや
平成二十九年十二月十五日
15
後鳥羽院、貴なる綾絹購はれ給ひ...
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風に戦ぐ 野良の螵ヶ蛸な殺ぎそ 継ぎゆく命の標にあれば
平成二十九年十二月十二日
14
従二位家隆、野良なる風に戦ぎた...
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コンビニに マツダの黒のユーノスが やけに澄まして 磨かれてあり
平成二十九年十二月十日
14
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花誘ふ 明石の宮の行幸ならで 更け行くものはも 割れ鐘鳴りけり
平成二十九年十二月九日
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入道前太政大臣、桜誘ひし 明石...
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大惚けの空虚の為に おほどかな俄達尊 荒み初めにき
平成二十九年十二月五日
14
前大僧正慈円、承久の乱を起こさ...
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舳へと 止まぬ秋風の作用受け 振る竿背き 衣打つなり
平成二十九年十二月三日
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参議雅経、舟釣りに加はらるるに...
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初冬の 陽の当たりたる壁の上に 残りし蠅の 眼に留まりけり
平成二十九年十二月三日
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夜の半ば 初音吹くかも 明けぬれば 海人小舟茹で ツナで鱁鮧
平成二十九年十一月二十八日
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鎌倉右大臣、会津に年立たるるに...
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切れ切れな 透かし模様の 荒びし絽に 羽衣片しの火取蛾寝なむ
平成二十九年十一月二十四日
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片翅の火取蛾を見付け給ひし後京...
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緑青ゆ古びし色の湖や 心臓をすら 凍えさせなむ
平成二十九年十一月十九日
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溜まるのを耐へに耐へし後 流しけり 忍びせば 今宵尿漏らさまし
平成二十九年十一月十八日
12
式子内親王、定家との逢瀬に尿意...
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斑染めに 露も惑はで寝間着にと 端切れに裁ちたる 萩の花摺り
平成二十九年十一月十一日
18
寂蓮法師、後鳥羽上皇の寵姫 修...
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精巧な仮面なれこそ 一抹の薄気味悪さ 付き纏ふらめ
平成二十九年十一月十一日
22
舞踏会の仮面をモチーフに詠みま...
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嘆きつつ 月日経りし者忘るとも 過去世継がへる 我が阿弥陀かな
平成二十九年十一月十一日
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西行法師、老いたれば物忘れの甚...
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