恣翁さん
のうた一覧
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肌襦袢の裏と膚の間にし 淫らな期待 ぞわぞわ走りぬ
令和二年一月七日
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憧憬の女を 食事に誘ひしを 風冷たくて 春は名のみか
令和三年二月二十一日
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某歌人さんに対する返歌として詠...
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病的に黄ばむ膚ぞ ブラインドを漏るる光に 琥珀のごとき
令和三年五月十三日
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発育不全の白痴の駄々ぞ 題目の 無垢なる五輪精神さへも
令和三年六月二十日
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コロナ第五波のリスクを賭して五...
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食事後に 二杯呑みつる葡萄酒が ふてぶてしかる倦怠を呼ぶ
令和三年七月二十六日
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昂れる息づかひ 襟にかかれこそ 覚えず竦み 身を捩りけれ
令和三年八月六日
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何故に掻き遊めるか ティーカップ 冷めし紅茶の香も尽きぬるを
令和三年十月十九日
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人妻の 吾を惹きつくる目の奥の 謎めく秘密 暴きてしがな
令和四年一月八日
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ぽつぽつと灯の点り初め 乳色の空ぞ ひときは鼠がかりける
令和四年一月十八日
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君が目の赤きを 吹きて消さむずる風にだに 吾はならましものを
令和四年四月十四日
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鬼平のロケ地を訪ね 御室へと 花に斜めの 晩き春の陽
令和四年四月十五日
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掌に 弄びける砂 指の間を 力なげに零れぬ
令和四年七月二日
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いのちなき砂のかなしさよ ...
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両の手に眼窩を囲ひ 覗きたる窓に広ごる闇と森かな
令和四年八月四日
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シベリア鉄道
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月面に初めて立ちし人のごと おづおづ探れ 尻の割れめを
令和五年三月七日
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海面は 重油を流しつるごとく 不気味なまでに黒々と凪ぐ
令和五年五月二十八日
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包丁の刃に 親指の腹を当て 研ぎの具合を確かむるかも
令和五年八月八日
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空気しは 結晶しぬがに澄み透り 鼻腔の粘膜ひりつきにけり
令和六年一月二十四日
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「とや」でなく 「にや」相応しく 想ふなり 黄泉路に死者の 啜り泣くがに
平成二十三年七月二十七日
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「にや」でなく「とや」ではとの...
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オナニーを覚えたばかりの猿のごと まぐはひ続くる男と女
平成二十七年九月十四日
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自堕落な立膝の口に 咥へたる椿一輪 房楊枝かな
平成二十八年一月十八日
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房楊枝を使って歯磨きをする女性...
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