恣翁さん
のうた一覧
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星屑が 夜汽車の音に包まれて 目蓋の闇を往き交へるかな
令和六年二月十日
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ただ春と共に動かな 我が心 花曇る空暮るるを恨む
令和六年四月四日
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永き日を ひとしほ永くする虻の羽音 空しく春風に消ゆ
令和六年四月二十八日
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長江の 碧き水面に 映ゆる陽に 現はれ来たる 一片の帆舟
平成二十三年六月二十二日
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天門中断えて 楚江開く 碧水東...
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掌を 返すがごとく 誼みすら 土に棄てつる 慣らひ浅まし
平成二十三年七月一日
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手を翻せば雲となり 手を覆せば雨...
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炉に燗を つけたる吹雪 苫舟に 寝たる秋雨と 比べて如何
平成二十三年十二月二十日
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窗外 正に風雪 爐を擁して...
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満ち足りし豚や 睡げなポチ輩は 平気で 百年河清俟ち居り
平成二十三年十二月二十三日
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我が子ながら、驚くほどのグータ...
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箱根路を つなぐ襷の ひたむきに 残せシードを 伝統の灯を
平成二十四年一月四日
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最後まであきらめない塩谷選手の...
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「もう一度してもいいよ」と 耳元に 息弾ませて 君誘ひたり
平成三十一年一月一日
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訪ひし女の 木の下風に 後れ毛を乱されまじと 無意識に撫づ
令和元年九月十四日
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風寒く 漣ばかり 往来の絶えし堀端 師走に暗し
令和元年十二月六日
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我がはるの立たむと 戯れし君や今 誰が恵方巻き 頬張りつらむ
令和三年二月二日
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少年の肩に 娘は身を預け 軽く波打つ髪を弄れり
令和三年六月二十三日
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梅干しを味はひつがに 無意識のうちにすぼめし唇が欲し
令和三年七月八日
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並べたるダイヤのやうに 日に焼けし鼻頭に 汗の噴き出でたりき
令和三年七月二十三日
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ベネティアの過去の岸辺に 沿ひて行る舟に 時代の活気偲はゆ
令和三年八月十四日
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アイコンのベニスの写真をヒント...
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夜明け方の幽鬼のごとくうなされて 実に獣かは 「自宅療養」
令和三年八月十九日
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煮出したる麦茶沸きしを 火に掛くる薬缶の蓋ぞ そっと切りける
令和三年九月二日
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ドビュッシーのアラベスクこそ 木漏れ日の煌めきに似て 葉陰に揺るれ
令和三年九月十四日
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尻癖を大目に見たる寛大の奥に 密かな侮蔑の覗く
令和三年九月二十八日
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