恣翁さん
のうた一覧
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君山に向かふに上る岳陽楼 霖に暫し首途や延ばさむ
平成二十七年八月二十一日
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荒に投ぜられて 万死 鬢毛班なる...
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踏み切りに待つ人を過ぎる 闇に白き猫な魅入りそ 死の誘ひへ
平成二十七年十一月十六日
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自殺しに吾が来かゝれば 白い猫が...
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実にリアル 「蛙の干乾し」 大津絵の角大師見て 芭蕉詠むかも
平成二十八年七月十六日
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煮え滾り 蓋をカタカタ 鳴らしたる湯沸かしに 水注ぎ足してけり
平成二十九年四月十日
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樹の下ゆ 桜の花を 朝の陽に透かせば 蛙の卵なめり
平成三十年三月二十七日
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薄白く 消えかかりたる線香の灰 黒土に零れておりぬ
平成三十年五月十三日
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月命日の光景に託して、老人の性...
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初夏の薄暮の垣に 卯の花の 斑消えの雪を残したるかな
平成三十年五月十九日
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鵺雛さんの「空き地にて」と題さ...
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炉の前に ケットを被り イブの夜は 舌に嬲らむ 君が雛尖
平成三十年十二月二十五日
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梳る髪を 両手に上げさせて 君が項を そっと吹きたし
平成三十一年二月五日
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漆黒の運河の水に 死せるごと 更け待ちの月 暗澹たるらむ
令和元年九月七日
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カテーテル治療の見舞いの歌をお...
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夕涼の浴衣の裾を翻す いきな川風 心憎しも
令和元年九月八日
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縁側の硝子戸越しに 移りゆく秋の日差しを 空ろに見遣れり
令和元年九月二十六日
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今日も秋晴れの好天気ですが、体...
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薄寒さ残る日射しに 黒羽織 干潟の砂のごとく光れり
令和二年二月十一日
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海と空 萎えし互ひを凭れ合ひ 闇に血を吐き 潰えたりけり
令和二年九月十五日
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裏山の松の葉 清けき望月の光を砕く 霜月の尽
令和二年十一月三十日
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ポケットの 二つの賽を 右指に絶えず弄くる ぢいさんの癖
令和三年八月十日
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呆けぬがに 机の縁に肘をつき 覚えず噛める親指の爪
令和三年八月二十三日
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曲げし肘に頭を載せて居眠れる君に 部屋着をそっと羽織らす
令和三年十月五日
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房裂けば酸き香ひろがり 口腔に果汁蔌々 先づ歯に流る
令和三年十一月十八日
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一双羅帕未分珍 林下先嘗愧遂臣...
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霜に焼け 朽ち葉となりし山紅葉 蒼白き冬の陽を浴びたりゑ
令和三年十二月二日
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