恣翁さん
のうた一覧
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雨に烟る午下の軒先 鮮やかな翠を見せたる釣り忍かな
令和五年六月六日
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明けてゆく空の光を含みつつ 帯状の靄 川下に這ふ
令和五年六月十三日
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縺れ合ふ迷子のごとく ひたむきに 生き抜く術を捜したりけむ
令和五年七月二十日
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午後の陽は 深き庇をすべりつつ 砌の石を白く焼くなり
令和五年七月二十九日
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篝火を慕ひて群るる落ち鮎を 鵜ぞ貪欲に追い掛け回す
令和五年八月二十四日
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立つるから折れし線香二三本 土の上にこそ燻りたりけれ
令和五年九月十日
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咲き誇る月見草にし囲まれて 午後の紅茶を庭に喫せむ
令和五年九月二十三日
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犬咆えてけたたましき夜 座す女の肩落とす影 窓に映れり
令和五年十月十九日
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踏み締むるゴム長の下 道に積む新雪 幽く軋みたるらむ
令和五年十二月十七日
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鐘の音は 暮色の迫る高殿の影の奥にや 鎖されぬらむ
令和六年二月十七日
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雨音の繫き夜さへ静けくて 家人の帰国 待ちて幾夜か
令和六年二月二十三日
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赤湯文字 寝屋に蔓延る夜を呑み 眶の裏に潜り込むなり
令和六年三月十九日
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いつかしら 障子に月の射し掛かり 春の夜ぞ 然も冴ゆばかりなる
令和六年三月三十日
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某歌人さんにお返ししました。
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生温き磯の春風 眠たげに 店の暖簾をふわと煽れり
令和六年四月二十七日
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鴛鴦の 夫婦を契る デスティニー 友と揃ふて 美き酒酌め
平成二十二年二月十二日
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部内の若い職員の結婚記念に・・...
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セシウムの 見えざる脅威 浸み込みし 苦海の泥の 連綿と殖ゆ
平成二十三年八月十七日
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放射能に汚染される下水処理場の...
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千鳥鳴く賀茂の川原のゆふまぐれ(光源氏) 時代遅れの書生なりけり(恣翁)
平成二十三年九月二十三日
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もともと数多く詠むことができる...
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花見むと賑はふ宮も 散りぬれば 番ひの鶯 呼び交はすのみ
平成二十四年四月五日
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花開きて万人集ひ 花尽きて一人...
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湘水の女神 奏づる瑟の音の 怨みに堪へで 雁渡るらむ
平成二十四年四月二十四日
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瀟湘より何事ぞ 等間に回る 水...
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榛の茂る片岨切り拓き 清濁分かつ眺め味はう
平成二十六年十月二十一日
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榛は翳りて攀づ可からず 童に命...
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