恣翁さん
のうた一覧
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白抜きに屋号を染めて 神さぶる 色の褪めたる紺暖簾かな
令和四年七月九日
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裏口の戸を閉められて 蹲り 夜通し泣きつ 空地の隅に
令和四年七月十六日
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滝つ瀬の闇に抛つ白銀か 月読射たるしぶき仄映ゆ
令和四年八月六日
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寝ねかてに 池を巡りて夜もすがら 月を掠むる翳だにも無し
令和四年八月九日
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微かにし 揺るるキャビンは 単調な 眠気を誘ふ嘆き上げけり
令和四年八月二十五日
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空中に「ヤッホー」と呼べば 谺のみ 嘲るごとくざわめけるかな
令和四年九月三日
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額の汗 拭へる白き腕の根の腋毛に 目こそ眩みぬべけれ
令和四年九月二十日
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疎らな灯 洩れたる路地に下駄の音 驚くまでに高く響きぬ
令和四年十月九日
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秋の夜の山は冷ゆるを 夜具にだに 身をば縮めて くるまれてしか
令和四年十月二十七日
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陰鬱に 降るや降らずや 空低く垂れて 煙草の這ふがに燻る
令和四年十一月五日
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五時なるに 辺りは暗く 北風の弱きに 肌へ浸むがに寒し
令和四年十一月二十九日
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黄の小菊 今を盛りと咲き誇り 香気満ちたり 噎ふばかりに
令和四年十二月八日
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残照を映せる雲し 地上なる昏き翳りを際立たすめり
令和四年十二月二十五日
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手に囲ふ湯吞みのお茶を 旨さふに 唇尖らせて啜りたりけり
令和五年一月七日
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宵の口なるに 湯宿のしづもりて 夜にすっかり包まれぬらし
令和五年二月十一日
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そよ風と温かき陽を浴びながら 野芝の上に寝転べるかな
令和五年四月十六日
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乙女子は 夢を見るがに恋想ふ 五月の温く長き黄昏
令和五年五月十六日
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沛然と降りたる雨は 昂りて仰げる頬を快く打つ
令和五年五月二十日
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花の香の夢を惜しむか 樹々の葉の匂ひを運ぶ初夏の朝風
令和五年五月二十五日
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白樫の瑞枝動かす朝風に き...
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森閑たる夜のしじまを 縫ふ雨の 軒を打つ音 冴え返るかな
令和五年六月一日
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