恣翁さん
のうた一覧
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朝顔の 伸びたる蔓を 涼風の吹きて 単の襟に染みけり
平成三十年八月十四日
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芒生ふる庭に 夜露の降りたれば 下駄の音こそ 偸まれにけれ
平成三十年八月十二日
17
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この夏を忘れかぬれや 児ら上ぐる 未練の花火 秋蛍なめり
平成三十年八月十一日
23
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油蝉 炒らるがに鳴き 日覆ひの外まで 声ぞ迫りて来なる
平成三十年八月三日
15
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物寂ぶる 北向きの部屋の窓の下 断腸花にし 主偲はゆ
平成三十年八月二日
20
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玻璃窓に見ゆる 凋める叢菊に 息吐かせたく 驟雨だに来な
平成三十年七月二十一日
20
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不機嫌な犬 徒らに狂ほしく 隣の庭に 月に吠ゆらむ
平成三十年七月十一日
18
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隧道の天井濡らす雫だに 首に垂るれば 肌粟立ちぬ
平成三十年七月一日
17
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蜘蛛の網の 一面に架かる 地下室の倉庫に積まれし ビールのケース
平成三十年六月二十四日
13
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黴臭き 虫喰ひだらけの古写本の 紙の匂ひも 懐かしきかな
平成三十年六月十九日
19
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被災地の天穹 未だ明ければ 虚の 白き裏を思はす
平成三十年五月八日
15
立夏に、福島原発の被災地を詠ん...
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熱き湯に 苦行のごとく身を浸し 息潜めつつ 顔顰めたり
平成三十年五月一日
17
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摘みてけむ蓮華の束の 陽炎に 置かれて 幽かに揺るる道祖神
平成三十年四月十六日
17
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海霧の中に 目覚めしお日さまは 陸地を目指し 黄金に輝く
平成三十年四月十一日
13
ご心配をいただいた某歌人さんに...
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春の陽に光る野蒜の 二つ三つ 白き球根 焼き味噌の上に
平成三十年四月五日
18
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蒼き眼の蜾蠃の描く放物線 寂しき未来に続きたるかも
平成三十年四月四日
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繭を成し 老いぬる蚕 代替はり 居眠らむずるに叶はざりしを
平成三十年二月二十七日
23
長男の死に際して、大勢の方に励...
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流行りたる感冒にこそ罹りぬれ 漸う魄の戻りけらしも
平成三十年二月十日
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退院できたのですが、病院と外の...
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然迄して 生き永らふる意味問へり 人工透析しつつの生命
平成三十年二月四日
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少しだけ カーテンを開け 膝の上に 日射しと海の眺め迎へり
平成三十年二月三日
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本当にカーテン越しに見えるのは...
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