恣翁さん
のうた一覧
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船腹の丸窓に洩るる灯火ぞ 魚の眼のごと水面に光る
令和三年十二月二十六日
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雑踏の交差点をし 転がれる朽ち葉を纏ひ 影ぞ往き交ふ
令和三年十二月三十日
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白無垢の花嫁姿を 不器用に送る親父に 涙誘はる
令和四年一月十一日
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渥美清主演の、昔のテレビドラマ...
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闇を吐く鎮守の杜を後にして 家路急ぐや 寡黙な童
令和四年一月二十五日
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雪消せぬ坂の下にも春来らし 日射しばかりは 黄に温むめり
令和四年二月六日
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昨日詠んだ立春(其の二)の「寒...
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藤葛 露けき樹々に纏ひ懸かり 漂ふ霧を遮るらしも
令和四年五月十四日
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竹林を抜け 風鐸を鳴らしたる風や 伽藍を緑に染むらむ
令和四年五月十九日
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光りたる円き舷窓 列を成し 制服に並ぶ釦のごとし
令和四年六月三日
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膝を抱き ぼやけ初めたる飴色の湖面に 暫し見惚れたりけり
令和四年六月二十八日
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積み石を洗ひたりけむ 其の上も 波ひたひたと足元に寄す
令和四年七月五日
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石灰の改良土さへ 霖に 薄墨色の水の浮くかな
令和四年七月十二日
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頭上へと 濃緑色の葉叢をし 通して注ぐ驟雨ぞ温き
令和四年九月一日
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雨季のインド
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黄昏に せむしのごとく浮かびける 合掌造りの切妻の屋根
令和四年九月四日
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見つめ合ふ二人の間の沈黙や 経つ時だにも凝結すらむ
令和四年九月六日
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充分に 胸を拡げて呼吸しつ 冷たく吹ける朝風を受け
令和四年九月八日
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葦の呼ぶ風に吹かれて 爽やかな秋の冷気を 肌におぼゆ
令和四年九月二十七日
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近江八幡市の蘆原水路
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膝窩から踵へ続く 神聖な白き腓や 色づき初むる
令和四年九月二十二日
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長月の 晴れたる陽射し 別荘の 開け放ちたる窓に入りけり
令和四年九月二十四日
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群雲に 青く明るき水底に在るごとく 月おぼろげに見ゆ
令和四年十月二日
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草津市矢橋
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暮れかかる森 鬱々と 蜩のもの悲しげに鳴く下をゆく
令和四年十月十三日
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