恣翁さん
のうた一覧
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数百年経ぬる大樹は 銀漢を堰止め 河道を支ふるごとし
平成二十七年九月四日
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楊枝刺し 片眼瞑りて 根元まで 横筋交ひの唇に 煙草吸ふ
平成二十七年九月十六日
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見世物師 人の頭の蛇を産ませまほしと 女とまぐはへり
平成二十七年九月二十日
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人頭蛇を生ませてみたいと 思ひつ...
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虐ぐる 「時」の重荷の奴婢たるを 拒否せましかば 君酔ひつべし
平成二十七年十月八日
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屍の 夕陽見るがに薄目開け 波打ち際に干涸びてあり
平成二十七年十月九日
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波際の猫の死骸が 乾燥して薄目を...
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迷ひ入る暗き小路に 呻吟ひつつ 獣の俺が項垂れてをり
平成二十七年十月十一日
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うなだれて 小暗き町へ迷ひ入り ...
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無花果の白き乳出さむと ちぎるがに 君の豊かな胸乳揉みたり
平成二十七年十月十七日
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グラビアの女の眼玉 ペンで突けば 赤きインクぞ 溢れ垂れつる
平成二十七年十月二十八日
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ある女の写真の眼玉にペン先の 赤...
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情熱の消ぬがに冷めて 薄赤き夕照 暫し残りたるかも
平成二十七年十月二十九日
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生れし児の蛇ならませば 取り澄ます孕み女や 如何にならまし
平成二十七年十一月九日
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蛇の群れを生ませたならば ・・・...
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薄霜を帯びたる濡れし軌条こそ バラスの群れの上に佇め
平成二十七年十一月二十三日
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右の手の人差し指と中指で 軽く交互に卓を叩けり
平成二十七年十一月十七日
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羽子板の羽二重の頬に 針刺しし幼心を懐かしみけり
平成二十七年十二月二十一日
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羽子板の羽二重の頬 なつかしむ稚...
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珍かな 空の女神の覗かする脚線美こそ 黄道光なれ
平成二十八年一月十五日
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黄道光は 空の女神の脚線美さ だ...
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仰ぎ見れば 牡丹の花か 天井に 胡粉も紅も散り残るかな
平成二十八年五月二日
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當麻寺に行って来ました。牡丹は...
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鞦韆を揺すり 両足 倒に 天に挿せるや 仙女なるらむ
平成二十八年五月二十九日
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斎雲楼外 紅絡索 是れ誰ぞ 飛...
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釣り鉤に似る新月に 舞ひ降るる雪の精こそ 梔子花なるらめ
平成二十八年七月七日
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雪魄の氷花 涼気清らかなりて ...
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樗の蝉 鳴き止まずして 汗しつつ 縊りたる女の痙攣尽きぬ
平成二十八年七月十四日
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死刑囚は 遂に動かずなり行け...
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炎熱に倦み 脳髄は 蜜蝋のごとくに融けて 漿と化しにき
平成二十八年七月二十九日
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なだらかな三輪山 裾を 長く引き 古人の奥津城のごと
平成二十九年四月二十二日
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