恣翁さん
のうた一覧
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黄ばみたる紅花 翠の葉に映えて か弱げなれど 卑しからずも
平成三十年五月十五日
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睡たげな五月空 時に薄目開け 夏らしき陽を惜しみ 洩らしつ
平成三十年五月九日
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微睡を誘ふ 虻の羽音して 軟らかき風 藤吹き渡る
平成三十年四月二十三日
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主替はり 破れたる牆の 古りし苑に 藤 織り懸くる紫の浪
平成三十年四月十四日
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朝露に濡るる草の上 花弁の散らで落ちたる 桐の花ゆかし
平成三十年四月九日
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雪と敷く 散りたる花を 湿らする 絹糸のごとき菜種梅雨かな
平成三十年四月六日
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舞ひ上がる空に 光を呑み込みて 為に 雲雀は溺れたるらし
平成三十年四月三日
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枯れ草の遠近にある 紫の堅香子の花 優しく揺れたり
平成三十年三月二十九日
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樹の下ゆ 桜の花を 朝の陽に透かせば 蛙の卵なめり
平成三十年三月二十七日
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ズック靴干せる背戸なる杏花より 長閑けき春や 溢れ出づらむ
平成三十年三月二十四日
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午近く 障子ゆ射し込む影薄く 鶯の音も湿りたるかも
平成三十年三月二十二日
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艶やかに 雨に悩める海棠や 誘ふごとく 人待てるらむ
平成三十年三月二十一日
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一本に 玉簪花に似て五つ六つ 紫蘭の花は 般若思はす
平成三十年三月十一日
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泥靴の 点々と残る黒き跡に 雪解の春を ふと嗅ぎぬらし
平成三十年三月十日
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昨夜の雨去りて跡なく 軒近く 雲の絶え間に 鳥囀れり
平成三十年一月十一日
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地中より 何吸ひけむか 薔薇の紅 知らず 執拗き風の胚芽を
平成三十年一月七日
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椿や山茶花の紅色と比べると、薔...
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砂埃 黄色く巻き上げ 空風は 冷たき街を染め 濁しけり
平成三十年一月四日
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寒々と 樹の影落す水湛へ 汚れて荒びし 暗き濠あり
平成二十九年十二月十一日
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軒先に 吐き出しつがに月残り 這へる朝靄 擬宝珠呑むめり
平成二十九年十二月七日
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空高く昇れる月は 青白き烟に 森を包みたりけり
平成二十九年十一月二十五日
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